G14042 フィンテックについて

欧米では多くの企業が成功を収めている「FinTech」という分野があります。近年は日本、中国、韓国でもこの「FinTech」が生まれ、注目されています。「FinTech」というのは、いったい何でしょうか。

FinTech(フィンテック)は、Finance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、近年は特に金融テクノロジー領域のベンチャー企業やそのイノベーションを指して使われることが多くなっています。

FinTechの分野
・融資(Lending)
・個人の資産管理(Personal Finance)
・決済(Payments)
・個人投資(Retail Investments)
・会計
・仮想通貨
・機関投資家による投資(Institutional Investments)
・資金調達(Equity Finance)
・送金(Remittances)
・個人のための銀行(Consumer Banking)
・金融の調査(Financial Research)
・銀行インフラ(Banking Infrastructure)

その中で、今日は個人の資産管理、決済、送金から語ります。これは、私たちの日常生活に繋がる分野です。

中国では、「Alibaba」という会社があって、企業間電子商取引(B2B)のオンライン・マーケットを運営しています。その他に電子商取引サイト「淘宝網(Taobao.com)」、電子マネーサービス「支付宝 (Alipay)」の分野でも大活躍です。自分も通販する時ほとんどTaobaoとAlipayを利用しています。もちろんそれはパソコンを使って通販と支払いをしますが。近年は段々スマートフォンとアプリに広げて、アプリ(Alipay Wallet)で決済や公共料金の支払いなどにも利用されています。さらにインターネットでの金融機関が公開され、アプリで個人の資産管理や個人投資なども実現できました。他に、当面の支払い、送金の機能を追加しました。

日本でもこういうようなモバイル端末でのFinTechサービスは既にあると思います。そして、2015年は日本のFinTechにとって重要な一年となると、言われています。2月に「楽天金融カンファレンス2015」が開催、2月から6月には「三菱東京UFJ銀行Fintech Challenge2015」という、サービスのアイデアを募集するコンテストが開催されています。2015年は日本のFinTechにとって躍進の年になりそうです。

しかし、FinTechサービスの発展にも多くの問題があります。安全性の問題には、パスワードや、PINコードなどの個人認識コードで解決できますが、日本では個人情報の問題も結構厳しいと思います。この問題について、今の段階で自分はまだ良いアイデアが出せませんが。これから、FinTechサービスは必ず私たちの生活を変えます。スマートフォン、更にウェアラブル端末で資産管理、決済、送金ができ、便利だけでなく、効率も向上ではないですか。

最後、BPCの企画について、もしFinTechサービスが広げれば、スマートフォンやウェアラブル端末で決済、レシートも撮影ではなく、直接に電子化になるでしょう。そして個人の資産管理のFinTechサービスを利用して、家計簿と銀行口座も簡単に管理できると思います。

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