ウェアラブルコンピューターは、Google Glassのようなメガネ型やApple Watchのような時計型など、様々な種類なものが開発・発売されている。メールの送受信や、心拍数などの活動量を計ったりするのが主な使用用途だ。
健康を気にする中高年や、美容に敏感な若い女性などには活動量を気にする人も多いだろう。しかし、服装の都合や、汗を気にして腕時計型の活動量計を身につけられない人もいる。そんな中でも、クリップ形の活動量計は服のベルト部分やポケットに挟み込むだけで使用できる。
Panasonicの「デイカロリ」という製品は、活動量を計るだけではなく、スマートフォンでタッチすると、連携アプリでデータ管理ができる。また、食事や睡眠などのアドバイス機能や、友達とのデータ共有、レシピ検索などもできる。
https://panasonic.jp/calorimeter/
クリップタイプの活動量計では、運動量などは計れても、腕時計型にあるような血圧測定や睡眠量の測定はできないものが多い。
しかし、「My Way Fit」は基本はクリップ型だが、付属のアームベルトに装着することで睡眠計としても利用できる。また、Bluetoothに対応しているため、スマートフォンとの同期が簡単にできる。
多機能なウェアラブル端末は便利な反面、値段の問題や操作の難解さで購入を思いとどまる人も多いだろう。しかし、クリップ型のように手軽なウェアラブル端末であれば、購入される機会も増える。
また、最近は子供の運動不足などが問題視されているが、クリップ型のウェアラブル端末がそれを解消する手助けができるのではないかと思った。