私が今回、紹介するバーチャルシンガーは、「初音ミク」です。
「初音ミク」は何者かというと、YAMAHAが開発した「パソコンソフトで自由に歌声を作る」という画期的な技術VOCALOIDTMという歌声合成技術を用いて開発された歌声のシンセサイザーです。
ちなみにVOCALOIDは2000年ごろからYAMAHAがスペインとバルセロナにある大学と共同でDAISYというプロジェクト名にて、研究、開発が行われた歌声音声技術が根本で、その後この技術をさらに改良した技術はVocalに「~みたいなもの」という意味を持つギリシャ語由来の接尾辞”oid”をつけた合成語「VOCALOID」となったそうです。
初音ミクはVOCALOIDを世に広め、ボカロというジャンルを築き、「初音ミク現象」によってネット発の文化、音楽シーンを大きく変化させた。日本史の教材で「現代のIT技術が生み出した新たな文化の象徴的存在」と評価されています。このように世間にボカロを浸透させたことにより小林幸子さんが「千本桜」をカバーしたりと大きく社会を動かしたVOCALOIDだと私は思います。
初音ミクは様々なゲームやサービスとのコラボ、ライブを行っており今年もマジカルミライ2024を開催されるそうです。現在でもボカロを引っ張る存在として幅広く活動しています。