G23026 バーチャルシンガー

バーチャルシンガーについて

バーチャルシンガーとは、クリプトン・フューチャー・メディアのボーカル用音源「バーチャルシンガーソフトウェア」およびそのキャラクターのことである。有名なのは多くの人に知られているであろう「初音ミク」や「鏡音リン・レン」などだ。

今では様々なバーチャルシンガーが存在しており、今回は少し変わった誕生の仕方の「重音テト」について調べてみた。

重音テトは電光掲示板「2ちゃんねる」の利用者らが提案したキャラ名、髪型に性別、年齢、特技などの設定がランダムに選ばれ、合成音声風に加工した歌声のサンプルボイスと共に、ソフトウェアの発売予告ページを装って

2008年4月1日のエイプリルフールに公開された。

嘘としてつくられた実在しないソフトウェアだったが、後に歌声合成ソフトウェアに対応して歌わせることが可能になり、「嘘から生まれた歌姫」として紹介される。

重音テトの元の名前というのが存在していたらしく、その名前はNHKの歌番組「みんなのうた」で放送された曲「テトペッテンソン」だった。

重音テトはボーカロイドではなく、「UTAU」という歌声合成ツールにより独自の音声素材が作成され、ボーカロイドと同じように歌うことのできるバーチャルシンガーである。

(ボーカロイドはヤマハが開発した音声合成技術及びその技術を使用して製作・販売されているソフトウェアのことであり、初音ミクもこのボーカロイドの一人である。)

ドリルのような赤褐色のツインテールが特徴であり、年齢は31歳、苦手なことはまさかの歌である。

曲は6月1日公開、最初のオリジナル曲「重音テトでGO!(ルルルのみ)」、

2008年6月10日に公開され、後の代表曲となる「耳のあるロボットの唄」、

最近だと原口沙輔さんの楽曲をよくネットでみかける。

いろいろと突っ込みどころのあるバーチャルシンガー「重音テト」。今後もたくさんの歌をテト親(テトを支える人たちのこと)と共に届けてくれるのが楽しみだ。自分もいつかテトを歌わせてみたい。

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