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1986年にウクライナ、旧ソビエト連邦のチェルノブイリで起こった原子力発電所の事故、歴史上で唯一INES（国際原子力事象評価尺度）でレベル7が付けられるほど悲惨な事故があった。
どれほどの事故かというと長崎や広島に落とされた原子力爆弾の100倍以上の放射能がチェルノブイリという地域一帯き撒き散らかされたと言えばどれほど悲惨で残酷な出来事かというのが分かっていただけるだろう。
歴史上最悪の人災として有名なこのチェルノブイリの原発事故、30年経った今でも放射能は残っており浸入禁止の場所も多々ある。
その悲惨な事故のあった場所を巡るVRツアー、Chernobyl VR Projectはゲームという名目で配信する教育プログラムのようなものだ。
歴史上最悪の事故現場の事故前と事故後を巡ることができ、実際に教育プログラムとしてのリリースも計画されている。
こんな事を二度と起こしてはいけないという人類に対する訴えを含んだ素晴らしいプロジェクトだと僕自身は思った。
そして東日本大震災で福島の原発事故が起こった日本にとってもこのプロジェクトは学ぶということでは非常に役に立つのではないかと僕は思う。