バーチャルアイドルとは、主にコンピュータグラフィックス（CG）によって造形され、
インターネットなどの仮想世界上で
歌手やグラビアアイドルのような活動を展開する架空のキャラクターの総称である。
実在のアイドルやアニメ作品のキャラクターなどと同じように、
身長、体重、血液型、趣味などのプロフィールが細かく設定されている例もあれば、
一次制作者側からは簡単なイメージのみが提示され、
同人活動・二次創作によって具体的なキャラクター像が付与されていく例もある。
2012年3月に登場したアルピコ交通・松本電鉄上高地線のイメージキャラクター。
キャラクターデザイン・イラストは同社の女性社員で、自社で内製されたキャラクターである。
名前は渕東 なぎさ、年齢は１９歳、身長は152cm、血液型はB型。
両親と姉と妹の５人家族で、りんご農家の祖父がいる。
趣味はショッピング、お菓子作り、旅行。
好きな食べ物はりんご・すいか・ワッフル。
高校生の時にボランティアとして上高地線に関わり、鉄道の仕事に憧れを抱く。
高校卒業後,アルピコ交通に入社した。
現在は新村駅の駅員という設定である。
第5回上高地線ふるさと鉄道まつりの開催をPRするヘッドマークに彼女ははじめて登場した。
内容は、ヘッドマーク装着列車の運行、電車、電気機関車、バスの展示、電車運転席の公開、
鉄道模型展示、ミニＳＬの走行、グッズ販売、太鼓の演奏などである。
アルピコ交通は、2012年12月21日「上高地線 クリスマスワイン電車」を運行した。
これは山辺ワイナリーとの共催イベントである。
内容は山辺ワイナリーのワインの試飲、特製お弁当、新島々駅での山辺ワイン試飲販売である。
イメージキャラクター「渕東（えんどう）なぎさ」を活用したPRに力を入れる同社。
11月のイベントの際は、松本産ブドウを100％使用した「渕東なぎさワイン」を用意し、完売。
これまで、電車好きの方、ワイン好きの方に参加していただいていたイベントだったが、
そこに『なぎさファン』が加わった
クリスマスワインイベントは、電車好きな人やワイン好きな人しか参加しないけど、
イメージキャラクターの渕東 なぎさをPRとして活用することで、なぎさ好きの人も参加し、
参加者が大幅に増えた！このキャラクターは成功していると思いました。
キャラクターも細かく設定されているし、電車ファンはとても多いので、
電車のイメージキャラクターにしたというところが成功した理由の一つだと思います。
参考資料
http://www.sophia-it.com/content/バーチャルアイドル
http://www.alpico.co.jp/traffic/news/000409.html
http://www.alpico.co.jp/traffic/news/000236.html
http://www.alpico.co.jp/traffic/rail/endo_nagisa/