バーチャルアイドルとは、生身の肉体を持たない、仮想のアイドルのことである。
有名所で言うと初音ミクなどのVOCALOIDや、恋愛シュミレーションゲームのキャラクターなどがそれにあたる。
しかし、アイドルの分類の1つではあるが、それが生身の人間でないということ以外に共通する要素は多くない。
出自やコンセプトはバラバラであり、アニメ的なものやリアルに近いものなど多種多様である。
「七葉院まゆせ」を知っているだろうか。
岡山県のバス会社、「両備グループ」が、新入社員として正式に採用したバーチャルアイドルである。
広報部に配属。超ミニスカートの制服姿で観光バスに「添乗」し、バス前方のモニター画面から観光地を案内、萌えキャラとして岡山観光をＰＲしていく。
バーチャル社員の採用は「萌えろ岡山プロジェクト」の一環として岡山県が推進している。
岡山県は一体どこを目指しているのだろうか。
そしてこのクオリティは高く、高すぎるゆえに逆に引くぐらいだと話題になっている。
ではここで「七葉院まゆせ」入社に寄せられたコメントを紹介しよう。
「ちょっwwwww」
「大都会岡山マジ始まってるｗｗｗ」
「あまりにもはじまりすぎててアレ」
「これはスゴイなんてレベルじゃねえぞ」
「バーチャル社員とかw 両備グループ本気だなwww」
「キャラデザといい声といい、設定の年齢も凄い俺好みなのになんでこんなに見てるコッチが恥ずかしい気持ちになるんですかねぇ」
「『就職難』二次元に先を越される時代」
「マジでいいデザインなので両備を支援していく」
「まゆせさんスカート短っ！」
「両備ホールディングスは女性社員にこんなタイトミニの着用を強いているというのか」
「ほ、ほほう・・・！」
（ロケットニュース24より抜粋）
岡山県はかつて、岡山市があえてダサダサのPRサイトを作ったり、あえて「大都会岡山」と称したりするなどのPR活動があらゆるメディアで取り上げられてきた。
そして今、バス会社がバーチャルアイドルを使用するという斬新な取り組みがネットで注目を浴びている。
しかもそれがグッズの販売にまで至っているというのだから驚きである。（※現在グッズの販売はメンテナンスにつきしばらくお休みとのこと）
今後のまゆせちゃんの活躍、そして大元の岡山県に注目せざるを得ないだろう。
「岡山県、始まったな」
私は心の底から、そう思う。
参考：【話題沸騰】岡山のバス会社が採用したバーチャルアイドル「七葉院まゆせ」が本気すぎるwwwww
七葉院まゆせオフィシャルサイト