「まず動け、未来はその先にある。真鍋大度」
私は、彼の動画を見て、今の自分に足りないものや、この先のデザインに対してどう動いていけば良いのかというヒントをもらった。
彼には「好奇心」と「勉強力」が備わっている。新しいものを生み出すには、新しいことを知らねばならない。デザイナーも、頭の中でいくら考えても面白いものが出ることはなく、街の中や、見たこともない技術の中に新しいものを生み出すヒントがある。彼はそれをナチュラルに週一で行っている。これはとても大事なことなので私は見習っていこうと思った。
動画の中で彼は何度も、「失敗」していた。だが彼は、この時が一番楽しい時間だと言っていた。これが、新しいものを生むのに一番大切なことなことではないかと感じた。人は失敗をすると、とても嫌な気分になる。または「不安」を感じたり「恐怖」したりする。だから物事が続かないし、諦めることも多くある。彼はこの「ネガティブ」を自然に「ポジティブ」に変換できている。これができるか、できないかでは成功への道のりは雲泥の差があると思う。私も彼を見習い、失敗とどういう風に、うまく付き合っていくかを考えていきたい。
また、彼には「共感」を感じた。それは学生時代の「中途半端」という部分である。私も、大学生時代やベンチャーで仕事をしていた時の自分はとても中途半端で、そんな自分が嫌になり、覚悟を決めて大阪美術専門学校に入学した。彼の動画を見て、どんなに偉大な人間もはじめから成功はなく、日々の積み重ねや覚悟から偉業はなされるんだと感じた。私も、何事にも屈せず、ひたすらに楽しいものをつくり、新しいものを探すデザイナーになろうと思った。
「とりあえずやる」は彼の生き方。これが果たしていいことなのかはわからない。行き当たりばったりの人生は、彼の言うように「いつ仕事がなくなるかわからない」といったことになる可能性があるからだ。だが、40代50代になってからそれをしていてはいけないが、若いうちはいいのかなとも思った。今はとにかく良いと思ったことは動く!!そういう風に自分を律して動いていこうと考えている。