今回の授業を通して初めて真鍋大渡という人の存在を知りましたが、perfumeというテクノポップなユニットが世界的に人気なのは知っていました。 彼女達のファンの多くは真鍋大渡さんを知らないと思いますが、彼の技術のファンでもあるのではないかと思います。 真鍋さんの作品は見ているとその中に引き込まれてしまい、実際に手で触れることができそうな、まるで３D映像のように感じました。 洋服を特殊な生地を使用してそこに映像を映させたり、twitterを通し視聴者側も参加して一つの映像を作り上げていくなど、発想が面白くて凄いと思いましたが、なによりそれを実際にやってのみせる技術とセンスに驚きました。 ヘリを使用した映像を手がける事にも何回もの失敗を繰り返していましたがそれでも諦めず、むしろ楽しんでいる様にも感じました。 真鍋さんは依頼されたからやるのではなく、誰もやらないことを、面白そうだっらたとりあえずやってみると語っていました。この人の頭の中には、ではできるかできないかということはあまり問題ではなく、それよりも純粋に面白そうだったらやるという単純な考え方が基本となり彼を動かしていました。 彼の繊細で計算つくされた不思議な映像は、時間の流れに逆らって私たちの頭の中を刺激します。私はもっと複雑で難しいことを常に考えていると思っていました。確かに圧倒的な技術力と経験の差はありますが、根本はもっと単純で私たちと同じなんだと感じました。 また、忙しくても興味をもって週に一度は大へ最先端の技術を調べに行く真鍋さんの行動力は本当に尊敬します。 世界でも最先端の技術を操る真鍋さんには到底及びませんが、私もこれから色んなものに首をつっこんで挑戦していきたいです。 今回、真鍋大渡さんというアーティストを通して自分の作品に対する取り組み方の姿勢を反省しましました。 今、わたしにできる精一杯で挑んでいかなければならないと感じました。これから、もっと成長して行けるように頑張ります。
