最近のCMでWEBサイトとの連動したものが増えてきました。
なので私はこの形態が主流になるきっかけのCMは何なのか検索したところ
オダギリジョー主演の『ライフカード』のCMが出てきました。
このCMは、最後に必ず3枚のカードがあって、
オダギリジョーがどのカードを引くのか
そして、その結果がどうなるのかをあえて隠していました。
CMの結末が気になる視聴者は、『ライフカード』のWEBサイトに行けば
ショートムービー仕立てのテレビCMの続きの映像が見られるという仕掛けでした。
このCMをきっかけに数々のWEBサイトと連動したCMが表れ始めたみたいです。
確かにWEBサイトと連動させる事で表現できる幅は広がりますし、
CMに出ていた商品だけでなく別の商品にも目に触れることができ、
企業のことも知ってもらえるいいきっかけになると思います。
CMは、もはやテレビCMの中だけで完結するものでなく、
WEBサイトへの導入路の1つとなっているわけです。
昔の15秒や30秒で完結するCMの中にも、とても面白いものがありました。
そしてその短い時間の中に視聴者の目を引きつけ、効果的に商品の宣伝することにCMの美学があったそうです。
これは私の勝手な意見ですが、
ドラマですら面白いものが少なくなってきた今
15秒や30秒で伝えたいことも入れ、且つ面白いCMを思いつくような
シナリオを作れる人は少ないかと思います。
そういった事情や企業へのメリットの面からも考えて
時間の制約をなくしたWEBサイト関連型のCMが
今後の主流になると私は思います。