今回のBPCにも使えそうなウェアラブル端末について調べてみたところ、まだ開発途中や商品化されているものばかりなのもあって、すぐ利用できそうなのは私が探した限り見つからなかったので、改良して使えそうなものを探してみました。
そこで見つけたのがアメリカのJawbone(ジョウボーン)社のアクティビティトラッカー(活動量計)「UP」シリーズの新モデル、「UP4」です。
UP4は、ハイエンドの「UP3」の機能にNFC【Near Field Communication】(かざすだけで通信ができる近距離無線通信技術のこと)によるモバイル決済を追加したモデルで、見た目はほぼUP3と同じですが、米クレジットカード大手American Expressと提携していて、American Expressのカードを持つユーザーはUP4で店頭のカード読み取り端末をタップするだけでカード決済できるというものです。
この機能を使うには、iOS/Android版の最新のUPアプリでAmerican Expressのカードを連係させる手続きを行う必要があるのですが、この手続さえ完了すれば、実際の支払いは、腕に巻いたままのUP4を読み取り端末に当て、アクセス成功の音声が聞こえれば支払い完了するという、手ぶらで簡単に支払うことができるものです。
このようなウェアラブル端末を今回のBPCの案で利用するにはまだまだ問題だらけで、仮に案が実用化したとしてもだいぶ後に利用するような機能ではあるのですが、のちのちこのように財布すら持ち歩かずに腕に付けているだけで取引できるようなウェアラブル端末に利用できるといいなと思いました。
参考サイト
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1504/17/news074.html
NFCについて
http://www.hivelocity.co.jp/blog/27253