日本ではあまり聞き慣れない「フィンテック」という言葉。
フィンテックについて調べたところ
フィンテックとは金融(ファイナンスfinance)と技術(テクノロジーtechnology)を組み合わせた米国発の造語だそうです。
お金にまつわるサービスを、インターネットをはじめとしたITでさらに使いやすくしたビジネスといえる。暮らしに身近な資産管理や決済から、融資や投資、会計など様々なサービスがある。
具体的にはどんなサービスがあるのか。
・取引銀行を登録して口座のお金管理し、自動で家計簿をつくるサービス。
家計簿アプリ「マネーフォワード」(東京 株式会社マネーフォワードが開発)
・金融機関を連携 ・残高/使ったお金を自動で取得
・端末をスマートフォンやタブレットのイヤホンジャックに差し込み、専用アプリ「Squareレジ」をインストールすることで、モバイル端末をクレジットカードリーダとして使えるサービス。
簡単、安全、小型な無料カード読み取り端末「Square」スクエア(アメリカSquare, が開発)
・複数枚のクレジットカードを、1枚にまとめることが出来るサービス。
財布がスリムに!クレジットやギフトカード25枚が集約できる「SWYP」スワイプ
一般的なクレジットカードと同じサイズで、背面にカード情報を記録した磁気ストライプや署名欄などがあり、実際にクレジットカードとして店頭で利用できるが、複数のカードを1枚にまとめることができる。前面には表示画面と操作用のボタンがあるので、ボタンを押すと、使うカードが順次切り替わるとともに、どのカードを選択しているかがが画面に表示される。
今やっているレシートレスアプリにも「SWYP」が応用できればクレジット、電子マネー、ポイントカードなどすべて管理することができる。
すべてのお金を管理し自動で家計簿をつくるという点で家計簿アプリマネーフォワードはレシーレスアプリに類似している。
すでに様々なサービスが生まれている「フィンテック」
今はアメリカやイギリスなどを中心に急成長を遂げる一方で日本は遅れをとっていてまだ普及が進んでいない。
日本に「フィンテック」が本格的に入ったらどう変わっていくのか。
フィンテックが普及しているアメリカを見てみるとクレジットカードの年間発行枚数8億枚、25歳以上の国民のカード保有率は67%利用率54%にのぼる。VISAカードかMASTERカードさえあればほとんどの場所で利用できるのでスーパーでの買い物やマクドナルドでポテトを1個買うにしてもカードを使ったりする。
日本はどうでしょうか?
日本国内では3億枚を超えるクレジットカードが発行されている。20代~60に代のカード保有率87%平均保有枚数3枚と高い普及水準にあるといえる。
しかし実際の支払いにおいて積極的に利用されてはいない、日本における支払い時のカード(クレジット・デビット)利用率12%程度に留まっており、アメリカに比べ非常に低い。
これは、現金以外での支払いを取り扱っていないお店もあり、カード利用を借金と見る傾向や現金に対する信用が高いことが理由にある。
「Square」や「SWYP」などのサービスが普及すれば現金以外での支払いを取り扱っていないお店でもカードで支払いが可能になるのと、どれくらいお金を使ったかすぐわかり安心してカードを使えるので日本でも現金支払いよりカードでの支払いが多くなると考える。
アメリカでクレッジトカードが普及しているため日本から旅行に行ったとき簡単に買い物ができ便利であるように日本も2020年の東京オリンピック開催に向け海外からの旅行者に日本で安心して簡単に買い物できるようになればと思う。
〈参考サイト〉
家計簿アプリマネーフォワード
http://andronavi.com/2014/09/334060
スマホ決済ならsquare
https://squareup.com/jp/reader
http://japan.cnet.com/sp/change/35036602/
「swyp」分厚いお財布に革命
http://matome.naver.jp/odai/2142390815293134701
スマートカード
http://paymentnews.infcurion.com/?eid=23
日本のクレジットカード利用率は12%!海外と日本のクレジットカード事情
http://www.hivelocity.co.jp/blog/28348
クレジットカードの保有率は減少傾向、電子マネーの保有率は増加傾向
http://zuuonline.com/archives/46175