G14044 E-sportsについて

私はE-sportsと聞いても、どんなスポーツかそもそもスポーツなのか見当もつきませんでした。

なので、いつものごとくまずは言葉の意味から調べました。

 

意味をまとめると、E-sports(electronic-sports)は、ネットワークとコンピューターを用いた対戦ゲームを競技として楽しむことで、対戦ゲームを「コンピューターを使ったスポーツ」としてとらえる新しい概念のことだそうです。

この名前を聞いた時のみんなの反応からもわかるように日本では世界に比べてまだこの概念が浸透しきっていないことがわかります。

欧米をはじめ韓国や中国などのアジア圏でも、すでに盛んにおこなわれているそうです。さらにE-sportsの世界的な大会も開催されていて,主催者や後援者として、それに関与しているIT関連企業も少なくないそうです。

2308913-wcs-1024x576E-sportsの世界最大級の大会として、WCG(World Cyber Games)・CPL(Cyberathlete Professional league)・ACONなどあるそうです。ちなみに優勝賞金は1億円、賞金総額は2億円だそうです。

 

では、ゲームの普及率は世界の中でも高いほうであるのに、なぜ日本では

普及してないのか・・・。

 

まず一つ目の原因はE-sportsで定番採用されているゲームをプレイしているユーザーが少ない、つまり母数が少ないからプロゲーマーが少ないというわけだそうです。

 

もちろん日本でも少なからずプロゲーマーはいるのですが、生活できるレベルというわけでもなく別の仕事と両立しながらやってる人がほとんどだそうです。

このように、プロを目指すが国内に競争相手がいない為活動ができず収入もないから働かなければいけない、だからゲームを練習する時間がない。それによって、競争相手がいる世界に太刀打ちできない、という悪循環も原因の一つだそうです。

そして基本的にE-sportsは、団体戦なのでチームメンバーとの都合が合わないなども原因です。

また、日本では一度失敗したら人生終わり、というような風潮があるのでプロゲーマーという日本では認知されてない職業につくのが怖いというのがあるのかもしれない。

ちなみに並のプロゲーマーの年収は400万~、日本のプロゲーマーの年収は100万くらいが相場だそうです。

 

世界のプロゲーマーの年収ランキング

http://www.esportsearnings.com/players/highest_overall

 

上で書いたような理由から日本ではまずプロゲーマーの認知度が低いこと、

そして日本人の人間性からE-sportsが大々的に普及しない理由だと思いました。

 

もちろん日本でも年々認知度は上がってきて、日本の企業がスポンサーについたりしていってはいるものの、海外のレベルまでは達してないのが現実です。

日本のゲーム業界(ハードゲーム)は衰退しつつありますが、マリオシリーズをはじめ、海外でも数々のヒット作をだしてきた日本なので、ぜひ積極的にプロゲーマーの認知度を上げていって、未だに一部には残っている、ゲームに対する偏見を払拭し、この業界のトップにもぼれるように頑張っていってもらいたいと思いました。

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