G14-031 AR技術を利用した本校のパンフレット

私は学校のパンフレットについて考えたとき、2つの案出ました。
1つ目はデザインや芸術などが好きで、この学校に興味がありそうな方向けのパンフレット
2つ目は特に進路が決まっていない方や他のことに興味がある方にも読んで貰えるようなパンフレット(学校の名前を広めて行くようなパンフレット)

 

 

まず、1つ目のパンフレットの場合です。
ARの技術を活かしてどういう学校なのかを説明することを考えると、授業風景をムービーにすることが一番ではないかと思います。

例えば総合アート学科のジュエリークラフト専攻のホームページ(https://www.bisen.ac.jp/senko/art/jewelry/index.html)を見てみると、カリキュラムや実際に金属を加工している写真などがあります。指輪を作っていることはわかるのですが、写真と文字の説明だけだけではどのように作られているのか、素人の私は理解ができませんでした。パンフレットも読みましたが、ジュエリーの写真と説明はたくさん載っていましたが、実際はどのように作っているのか、あまりわかりませんでした。

そこでARの技術を使って、パンフレットに載っているジュエリーにカメラをかざすと生徒が作成しているところのムービーが出てくるようになれば良いなと思いました。金属のジュエリーにかざすと金属を加工しているところ、ガラス細工にかざすとガラスを加工しているところなど、数個のジュエリーにAR技術を加えることで、入学へ不安を抱えている方や、イマイチ授業風景を想像できなかった方に安心を与えるのではないかと思います。

これを他の学科のページにも用いていくと、この学校に入学を考えている方にはとても良いパンフレットになるのではないかと思いました。

 

 

2つ目のパンフレットの場合です。

大阪芸術大学短期大学部(http://osaka-geitan.jp/index.html)が昨年から今年にかけて入学案内のパンフレットが少女漫画家の青木琴美先生のイラストとなっています。青木先生は3つの漫画作品が実写映画化もされていて若い女の子を中心に大人気の漫画家です。
左側が昨年、右側が今年のパンフレットです。

2014年2015年

私は正直短期大学部は保育科のこと以外全く知りませんでしたが、青木先生とコラボと言うことで原画展(http://abeno.keizai.biz/headline/1548/)を観に行きパンフレットを頂き短期大学部の他の学科や活動などを知りました。こういう風にコラボをして、上手くARが活用できれば、若い子を中心にSNSなどで勝手に噂は広まり、全く美専に興味がなかった方や知らなかった方への宣伝効果は抜群だと思います。

このことから、この学校を知らない人に読んでもらうには有名人とコラボすることが第一だと思います。しかし、それだけではおもしろくないので、例えば青木先生であるならば、表紙にカメラをかざすと先生が描かれているキャラクターが学校の説明をしてくれるムービーが出たり、他のページのキャラクターにかざすと先生の作品の名シーンが出たりすると、学校側も先生側も良い宣伝になるのではないかと思います。さらに、ARを知らない人でも気軽に見てくれそうだなと思いました。

表紙でARを楽しんだ人たちは中にもARがあると知ると見てくれると思うので、1つ目のパンフレットの説明で書いたようにさまざまな授業風景をARにして行けば少しでも興味を持って貰えるパンフレットになると思います。

 

 

予算的な意味でも色々な意味でも2つ目のパンフレットは難しいと思うので、1つ目のパンフレットが実現できれば良いなと思います。

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