MRについて 18020

VR、AR、MR。最近よく聞くこの3つの言葉。似ているが内容は少しずつ違っている。MRの話をする前に少しVRとARについても書いておいた方が良いだろう。

VRは仮想現実。映像の世界(仮想現実)に実際に入り込んだかのような体験ができる技術。

ARは拡張現実、現実の世界に仮想の世界を重ねて拡張する技術。

そしてMRは、複合現実。これはARをさらに発展させた技術である。

ARを使ったゲームにポケモンGOがある。これはGPS機能を活用しており、現実世界にまるでポケモンたちがいるかのように見せてくれる夢のゲームだ。実際にいろんな場所に行き、各所にいるポケモンを捕まえたり、バトルさせたりできる。しかし、ポケモンGOではポケモンを見ることはできるが、近づくことはできない。しかし、MRならカメラやセンサーを駆使することでそれぞれの位置情報などを細かく算出し、たとえばキャラクターの後ろに回り込んだり、近づいて自由な角度から見たり、目の前の空間にさなざまな情報を3Dで表示させ、そこにタッチし入力することもできるようになる。さらにMRなら、同じMR空間を複数の人間と同時に体験することも可能になる。

MRの代表的な例としては、マイクロソフトが開発した「Microsoft HoloLens」がある。3D表示が可能なコンピュータと専用のHMDを組み合わせて現実の空間の中に現れたホログラムの3D映像を見て、実際の手や体の動きで操作できる技術だ。

調べて思いついたことは、電話にこの技術を使うことだ。

この話す相手の姿を3Dで表示し、実際に顔を見て話すことができる。しかもお互い触れ合うことができれば遠く離れた相手ともコミュケーションがより深くできるよいうになるだろう。

触れるホログラム、MR流体を使った「触覚複合現実ほろふれる」というものがあるようだ。




触覚のフィードバックを与えるデバイスは、磁気粘性流体(MR流体、Magneto Rheological Fluid)と呼ばれる電流の大きさによって粘度が変わる物体を用いています。電流を上げると粘度が増し、下げると粘度が小さくなり、これにより感触の違いを表現できます。(概要欄より)

このような技術を電話に使用し、お互い触れ合うことができれば遠距離恋愛中のカップルや遠くに住んでて中々会うことができないおばあちゃんと孫もうれしいのではないだろうか。

 

引用:https://time-space.kddi.com/ict-keywords/kaisetsu/20170316/

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