『もし死んだ人に会えるなら… 』G19037 筒井 遼嗣

今回は、亡くなった人をCGで蘇らせると言うことについてプレゼンしていただいた。

私は元々そのようなことには反対であったが、今回の発表を受けて少し考え方が変わったので、そのことについて述べていこうと思う。

そもそもなぜ反対なのか、それは不自然だからである。

医療技術が発展して寿命が伸びることも、亡くなった人をCGで蘇らせることも不自然であり、新たな問題を生み出すことになる。

寿命が伸びたことで人口が拡大し、高齢化は進んでいる。完璧にCGで人を再現できるようになれば、精神的な狂いが生じるかもしれない。

これらは実際に起こっていることであり、起こりうることなのだ。

そのような問題が起きてはならないと思い、私は反対していた。合理的に考えれば、当然のことだろう。

しかし今回、人の心は合理的ではないと気付かされた。

人が病気で亡くなれば悲しいし、蘇ればどんなに嬉しいことかと思う。そう思う心こそが人間らしさであり、大切なのだろう。

技術が進化するにつれて問題は増えていく。しかし、進化を恐れず問題を解決していけばより良い未来が作れるかもしれない。合理的な考えだけではない、人の心を持った社会。それを目指して進むべきだと、今回のプレゼンを通して感じた。

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