G23034 バーチャルとリアルをつなぐ

G23034

1,はじめに
現代では、技術の進化でバーチャルとリアルが近づいてきており、新しい体験ができるようになってきています。
その事例として、このレポートでは日産がメタバースを使用した「ぐるぐる運動」と、虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE
HALL」に常設されているデジタルツイン「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL-RESPECT YOU,au」を紹介
し、今後私の好きな舞台でどのように応用することができるかを考えてみます。


2,日産のメタバースを使用した「ぐるぐる運動」
自動車メーカーの日産自動車は2023年3月4日に「VRchat」上の「NISSAN CROSSING」と、
実在する東京・銀座のショールーム「NISSAN CROSSING」で、高齢ドライバーの安全走行を促
進・啓発する「ハンドルぐるぐる体操体験会」を開催しました。
「ハンドルぐるぐる体操体験会」は、銀座とVRchatの「NISSAN CROSSING」がそれぞれ同時刻
に集まり、ハンドルのような円形の道具を持って全身を動かす体操です。


3,デジタルツイン「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL-RESPECT YOU,au」
「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL-RESPECT YOU,au」のリアルの会場では定員が300人
のところ、デジタルでは世界中のどこからでも最大10,000人の観客が参加でき、リアルの
会場と映像や照明を連動させることができるほか、観客席からの視点を自由自在に変えた
り、リアクションを送ったりと、リアル同様の体験を実現できるイベントスペースです。


4,舞台への応用
これらの技術は、舞台にも応用することができます。
例えば、デジタルツインを使用して、プロジェクションマッピングで演出されている映像を
その場にいるかのように再現したり、メタバースを使えば、世界のどこにいても役者と交流
するイベントを開くことがことができます。
バーチャルは、例で挙げた舞台だけでなく、これからもっと世界に影響を与えると思いま
す。


~参考資料~

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1486317.html
虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE HALL」にデジタルツインを常設、「TOKYO NODE DIGITAL
TWIN HALL -RESPECT YOU, au」始動 | 2024年 | KDDI株式会社

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