現代では介護の人手不足が深刻化している。増え続ける高齢者に対し、介護者として働く者は年々減って行っている。
そんな人手不足を補う為介護生活の新たな救世主として開発された介護支援ロボット「RIBA」を紹介したいと思う。
RIBA は人間タイプの双腕により,人をベッドや車椅子から抱き上げ,移動し,抱き下ろす一連の移乗作業を行って,介護の負担を軽減する。
特にベッドへの移動や車椅子への移動などの肉体的労働は人間にとってかなり負担がかかる上に、それを一日に何回もしないといけない。
動作と言うと、音声認識システム搭載なのでこちらから挨拶すると腰を曲げて「こんにちは」と腰を下げたり、さようならと手を振ることができる。
そのほか握手をしましょうと発言すると握手する事ができ、同時に握力を図る事が可能である
詳しい動作は動画を見てもらいたい。
介護支援ロボット「RIBA- II」 / Robot for advanced patient care support …
ロボットは技術からデザインまでの総合力と発言する、ロボット感覚情報研究チームのチームリーダーの向井利春さん。彼が主力としこのRIBAを開発したのだが仰る通り可愛らしいデザインながらも非常に頼もしいロボットである。
厳密には初代RIBAの悪い所を改善した後継機である為、RIBAⅡが正しい。
身体の表面には多数の触覚センサーが埋め込まれており、介護者が腕などに触れることで「RIBA」に指示を出すことができる。
介護者にとって使い勝手が良いことも、介護支援ロボットの普及に欠かせない条件の一つである。
現在最大で80キロまで待ち上げる事が可能である。
2007年から開始したこのプロジェクトであるが、2012年には研究プロジェクトは終了の予定だったが現段階ではスムーズさや80キロでは足りないと判断し、より人間に近い動作を目指すためコストや法整備と言った課題を治しつつ、2015年にまで延長されている。
2015年には製品化を目指したいと考えており、価格はおよそ一台600万円の予定との事。
高齢化社会が深刻化しているこの世の中ロボットの手助けが非常に注目されており、このRIBAも販売前ながらも非常に高評価を得ている。
今や助けとなるなら誰でもいいと言っていい程人数不足の為、将来このRIBAや更にその後の後継機の人類の手助けになる事を期待している。
大きさや価格に多少は難があるが、近い将来家での介護もロボットがやる事が当たり前になるかもしれない。
http://rtc.nagoya.riken.jp/RIBA/
http://www.nippon.com/ja/features/c00502/