読者の意見が反映されるアイドルアニメ「ラブライブ!」。KADOKAWAが発行するエンタテインメインマガジン「電撃G’s magazinwe」、音楽会社ランティス、アニメーション制作会社サンライズによる合同プロジェクトとして製作され、歌、ドラマCDおよびpvで展開され、今年アニメ化もされた。
少子化によって生徒数が激減し、3年後の統廃合計画による廃校の危機に瀕していた学校に入学希望者を増やすため、生徒自らがアイドルになって、学校を世に広くアピールしようとする少女9人の物語。
読者の意見がどう反映されるかというと、9人のメンバーの順位が投票によって決められる総選挙。その中の上位になったキャラクターは、ソロCDやほかのキャラとのユニットCDを優先的に販売されたりする。ユニット名もユーザーからの公募で決定され、グッズのアイデア等さまざまな企画で読者、視聴者の声を反映させている。
類似としてアイドルユニットAKBと比較されることもあるが、二次元ということもあり、表で輝くアイドルの顔だけでなく素顔ものぞくことができ、より視聴者にキャラクターの魅力を伝えることができる。そのことによって、キャラクター9人のキャラづけがはっきりしており、かならず9人の中で好みの子を見つけることができる。また、アニメの中でだけでなく会場で実際に声優がライブを開いたりなど展開も幅広い。
自分たちがグッズを購入することで、その売り上げ、投票に活躍してもらいたい子を画面の前にだし育てることができる。商法としては、AKBとやはり類似しているが、男女問わずグッズなど購入しやすいアイドルものとして、そしてファンの声を聞いて切れるということは応援しがいがある。