皆さんは「おさわり探偵 なめこ栽培キット」をご存知だろうか?
キャラのデザインや説明が面白かったり、簡単な栽培に触れるといった目的で一躍大人気となった
株式会社ビーワークスが開発の、スマホ向け育成アプリだ。
他にも、
「アルパカにいさん」
「育ててイケメン」
「ようとん場」
といった、スマホ内で育成するアプリが多く開発されている。
遊び方は、水やりや餌やりを定期的にし、放置。
かなり単純だ。
このようなアプリ、放置系育成ゲームというらしい。
ちなみにこの放置系育成ゲームダウンロードランキング第一位は、
「生きろ!マンボウ!~3億匹の仲間はみな死んだ、(以下省略)」
だそう。
ただでさえデリケートで餌を食べただけで死んでしまう「マンボウ」をできるだけ大きく育てるというのだ。
私はマンボウがかなりデリケートで少しのことで死んでしまうのはツイッターでネタとして取り上げられていたので知っていたが、そこをゲームの要素に取り入れるとは…と感動とともにマンボウを憐れみました。
死因を集めていくとマンボウはだんだんと死ににくくなるそう。
しかし、なぜこのような「放置系育成ゲーム」が人気なのか。
徹底分析していきたいと思う。
まずこのような育成系ゲームは女性ユーザーが多いらしい。
おそらくキャラのデザインが緩めのものが多いからだろう。
そして言わずと知れた「たまごっち」を彷彿させるような設定など、
女子ウケする要素を多く含んでいることが理由に入るのだと思う。
そしてその女性の中でも、ゲームのライトユーザーに人気だそう。
その理由としては、
「すぐにやり方が覚えられる」
「なぜか親になった気分になる(現実味)」
「隙間時間を活用してできる」
などといったことがあげられる。
しかし男性にも人気なものはある。
アイドルや空想の彼女を育てていくゲームだ。
おそらく、いろいろなジャンルのいろいろなものが
育成アプリのテーマとして使いやすいのだ。
そして無料という手軽さに、常に触るスマホですぐに始められる環境にあるので、口コミや、ネット情報ですぐに試せるということもあるだろう。
しかし、たとえば育成しているとして、
常に気になってしまう人も少なくないはずだ。
そうなると片時もスマホを離さない人も多くなってくる。
やはり育成といってもゲームはゲームなので、そればかりに時間を割かれるのは怖いことだ。
今後もまだまだ取り上げられていないテーマのもと、育成アプリが作り出され続けると思うが、ゲームに一日の大半を奪われたり、コミュニケーションの時間を取られたりしないように気をつけたいところだ。