【G12012】新しいゲームの可能性【テスト課題】

ゲームをしていて、この世界に入れたら…と思ったことはないだろうか。
この中に入って、自分で戦って、敵を倒して…と、一度くらいは思ったことがあるだろう。
私はある。

しかし実際はそんなに長い間走れない、そんなに高くジャンプできない、重たい武器は持てないなど色々ある。
そんなことでは敵は倒せないしモンスターも倒せないしゾンビには感染してしまう。

そこで私が考えたのが、『脳波で操作するドームスクリーン式対戦ゲーム』だ。
脳波で操作するゲームというのは実際にある。ドームスクリーン式もだ。
しかしそれが融合したものはいまだないだろう。

ゲームはその名の通り、ドームスクリーン式だ。
機動戦士ガンダム 戦場の絆』というゲームを知っているだろうか。
これはゲームセンターに設置されているアーケードゲームで、「大型筐体ゲーム」と呼ばれる。
ゲーム専用の大きな筐体に乗り込み、そこでゲームをプレイする。『マリオカート』もそのひとつだ。
やはり、ゲームの世界に一番近いものと言えばこれだろう。

中に乗り込むと椅子がある(と想定しよう)。
そこに座り、脳波を感知するヘッドセットをつける。
前面180°がモニターで、よりリアルな感覚でゲームをプレイできる。
プレイヤー目線で、まるで自分が実際に見ているかのような感覚になる。
操作方法は簡単で、ただ頭で考えるだけ。
「右を向く」と思えば右を向き、「銃を撃つ」と思えばモニターの中の自分はそう動く。
ただそれだけのことだ。
それがオンラインで対戦もできるようになっている。

私が考えたのは以上だが、これにはいくつもの問題点がある。
まずは、脳波で操作するというのは機械を通して行うわけで必ず行動にラグが生じるということだ。
次に脳波で動かすにはそれなりの集中力を要するということ。これはラグが生じることとも繋がっている。
そしてヘッドセットは長時間つけると頭が痛くなるということだ。これはゲームのプレイ時間を設定したら解消できる。
最大の問題は、脳波を感知するとは言えども今のところ『集中している状態かリラックスしている状態』を感知するだけなので、もっと細かく感知できるようなシステムを開発しなければならないということだ。

実際に脳波で操作するゲームはあるが、どれもパソコン上でプレイするゲームだ。
この先、技術が進歩するといずれはドームスクリーンのような大きなゲームもできるようになると思う。なってほしい。
2009年に北米でこの脳波で操作するコントローラーというのが発売された。
それから4年たった今、もしかしたらもっとすごい機能を持ったものが開発されてるのではないだろうか。

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