著作権の在り方 G17030

情報社会と呼ばれる現在、インターネット上で様々な情報が飛び交う中、多くの作品もまた流通している。インターネットを使用することで自身の作品を公開し、簡単に多くの人に見てもらえることは作者側にとっても大変魅力的だろう。しかし裏を返せば、それだけ作品を不当に使用される可能性もあるということだ。

 

 作品を著作権法で守ることは必要だが、完全に作品を使用できないことは、作者にとっても良いことばかりではないだろう。また、作品のアレンジやカバーまでも制限されると、表現の幅も縮小される。

 

そこでアメリカの文化のひとつともいえるミックステープという例を挙げる。これは、数人の楽曲をリミックスし1つのの作品として成り立っている。楽曲提供した人はより多くの人に作品を知ってもらえる機会が増え、リミックスを行った人はその技術をを広められる。これは作者へ許可を取ってさえいれば合法だが、アメリカでは無断使用の違法なミックステープは数多く存在し、黙認されているのが現状だ。現在日本ではミックステープは流通していないが、今後このようなことがあってはならない。この状況を回避するためには、ただ著作権法を厳しくすれば良いというものではないだろう。そこでクリエイティブ・コモンズと呼ばれる新しい著作権ルールを提供している国際的非営利組織がある。このクリエイティブ・コモンズが提供しているCCライセンスを付けることで、自身の作品における著作権を簡単にコントロールすることができるのだ。

 

著作権の在り方は様々な意見があり、難しい課題となっている。作者に独占権は与えられるべきだが、作者側に権利が偏りすぎると文化的、社会的な発展は阻まれることになるだろう。クリエイターや一般人に関わらず、多くの人がクリエイティブ・コモンズの存在を認知し、自身で作品を守ることが当たり前になれば著作権を侵害されることも少なくなるのではないだろうか。著作権は比較的身近な問題なので、各個人が他人事とは思わず、知識をつけることが大切だろう。

 

参照 : https://tokyo-indie-band.com/2016/12/mixtape.html

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは

〒545-0003
大阪市阿倍野区美章園2-23-9
© OCA Digital Design Course All Rights Reserved.