G13049 寺社におけるプロジェクションマッピング

2012年の大晦日に東京目黒の円融寺で、「除夜の鐘プロジェクションマッピング奉納」が行われた。
大晦日の新しい風物詩、「除夜の鐘プロジェクションマッピング」
除夜の鐘を待って寒い夜に並んでいる方々のために、この企画が催されたということである。

さらに、翌年には招待作家として、現在比治山大学短期大学部　美術科　映像アニメーションコースで助教を務める宮﨑しずかさんの作品は、砂で描かれた砂絵アニメーションも新たな試みとして、追加された。

寺社という伝統的な建物に、プロジェクションマッピングという技術が作り出す世界が融合することで、非日常的な雰囲気が醸し出され、見るものを惹き付けるのではないだろうか。

除夜の鐘撞きという、寒くて待ち時間も長い行事に、鐘をつく瞬間だけでなく、

それまでの間も楽しめるような試みが行われていることで、

他の寺社とは違う、集客が見込めるのであろう。

参考URL