カトリックの総本山バチカン。
今年(2012年)1月、ローマ法王ベネディクト16世は、ツイッターで世界に警告を発しました。
「チャットやツイートを控え、一人、静かに考えなさい。」
現在5000万人のユーザーを突破し、今もやお増え続けているTwitter。
それに依存してしまい、仕事や生活に支障をきたす人が増えている。
今回、コミュニケーション依存について取り上げたい。
「すごく夢中になって午前中からやってたら、気が付いたら夕方になっちゃって、お昼ごはん食べてない。
(子どもに)あげてないみたいな。」
(子どもに)あげてないみたいな。」
「通学途中、授業中も(ツイッター)やって、ベッドの中でも暗がりでやって。」
「大学に休学届けを出しに行った。」
この症状は、アルコールや薬物と同じ依存の反応が出ているらしい。
さらにアメリカでは精神活動に影響をおよぼすまでに至っていると言う報告もある。
Twitterを1日8時間続けている主婦によると、
「育児のイライラとか旦那へのイライラとか、愚痴ったら『大変だったね』って慰めてくれたり、それが最高だなって思います。」
とのこと。ネットのつながりに夢中になるあまり、掃除や洗濯に手が回らなくなったという。
中学生の母親
「一日に130から150つぶやきますので、全く鉛筆を持たないほど学業がおろそかに。」
大学生
「起きてから夜までずっとやってて、それに見かねて両親がパソコン取り上げて私が家出したこともちょっとあったり。」
と、依存している年齢層も幅広い。
ネット依存になるのは、Twitterの場合多くの人に共感や褒められたりするのを求める。
そのため実際に褒められたりの反応をされると、「もっと」となってしまいツイート数が増える。
そしてネット以外、現実のつながりは薄れ、話すなどと言ったコミュニケーションが劣ってしまう。
人々をとりこにするネットのつながり。
今、そこから抜け出せなくなり、医療機関で治療を受ける人も増えている。
この病院では、2011年7月全国で初めて、ネット依存専門の外来を開いたところ毎月およそ60人が相談に訪れるようになったらしい。(2012年調べ)
ネット上でのコミュニケーションが主流になった今だが、こういう依存などの問題は絶えない。
話すのが苦手と言う人も多くなっているのは、このせいもあるのかもしれない。
それが一体どう言う形のモノなのか気になるところである。
ぜひとも「依存」を改善出来るようなものをリリースして欲しいと思う。
参考・引用サイト