今や世界的な人気を誇るゲームによる競技「eSports」。
ゲーム作品で多くのプレイヤーが競い合い、優勝者には莫大な賞金が与えられます。
eSportsのゲームジャンルは、
・FPS(一人称型シューティングゲーム)
・RTS(戦略型ゲーム)
・格闘ゲーム
・スポーツゲーム
・レースゲーム
などに分けられます。
この「e-sports」。
海外では人気のスポーツとして認知されていて、スポンサー企業がついたプロチームも存在し、
特にeSportsが盛んな国、韓国では、なりたい職業の2位がプロゲーマーだそうです。
日本でも東京・秋葉原に、オンラインゲームでの対戦をスポーツ感覚で観戦する
「e-sports」の専用スタジアム「e-sports SQUARE」が存在します。
日本で初の「e-sports」の専用スタジアムで、
1年の3分の1は、対戦イベントが催され、スタジアムはヒートアップ。
200人の会場が、満員になることも珍しくないそうです。
また、日本でもeSportのプロチームが結成されたり
専門学校の中にプロゲーマーになる為の専攻が新たに新設されるなど、機運が高まりつつあります。
日本でも徐々に広がりつつあるeSportですが、
海外ほどは広がりを見せていません。
・そもそも日本では一般的な知名度が低いこと
(ヨーロッパ出身のプロゲーミングチームの方は、
「ゲームに全く興味のない私の母親ですら、「Fnatic」の試合を見ているくらい、
(海外ではeSportsが)ゲームをしない層にまで広がっている様に感じています。」と仰っています)
・プレイヤーが少ないこと
・プレイヤーが少ないため利益が出ず、宣伝ができない
・企業(スポンサー)も参入しにくい
などが、理由として挙げられます。
確かに何を広めるにも、知名度が低くては何も始まらないと思います。
日本では、『esports max』という「esports情報&バラエティ番組」が
TOKYO MXで2014年4月から放送されています。
この『esports max』は、日本のesportsファンの心を掴み、同時に新たなファンを増やし
esports競技者人口の裾野を広げることを目標としている番組です。
こうした番組の存在もそうですが、
現在は動画サイトなどで「ゲーム実況」というジャンルも幅広い年齢層に人気になりつつあるので、
そういったメディアを通して一般の認知度も徐々に広まり、これからもっと日本でも盛んになってくるど思います。
日本のなりたい職業ランキングの中に「プロゲーマー」がランク入りする日も、近いうちに訪れるかもしれません。
参考サイト
世界のトッププロゲーミングチーム「Fnatic」と考える日本のe-Sportsの未来
日本の「e-sports」のプロチーム
e-sports SQUARE
eスポーツmax