バーチャルアイドルは企業が思い通りのキャラクターイメージを作ることができ、低コストで利用できる。
タレントを採用する場合では、タレントの不祥事・スキャンダルで企業のイメージダウンに繋がってしまうこともあるけれどバーチャルアイドルはそれらのリスクはない。
そして、バーチャルアイドルたちは24時間いつでも仕事ができるし、グッズ展開やイベント展開しやすいモチーフだと思う。
たとえば両備ブループのイメージキャラクター兼バーチャルアイドルの 七葉院まゆせ はかわいい。
両備ブループは交通・運輸部門を中核に営業している会社で、まゆせちゃんはバスガイドのような制服を身につけている。
オタクっぽい見た目なので萌え興しにも似ている。
まゆせちゃんを使用した企画には、まゆせちゃんを利用した痛車のデザイン募集や、コミックマーケットへのバスツアーも募集している。そしてグッズ展開もしている。
オタクジャンルがすきなユーザーのいるマーケットならこの萌えるバーチャルアイドルはとっても成功すると思う。
けれどオタクは気難しいので、どのようなキャラクターが受け入れられるのか、その企業にマッチしたキャラクターはどのようなものか…湯水のように作っても埋もれてしまうので、しっかりキャラクターを作ってからの構成も考えなければならないと思う。
それにキャラクター造形に高いクオリティが必要だし、容姿の流行り廃りが激しいのではないだろうか。
企業だけでは、バーチャルアイドルを作成するためのマーケティングに手間がかかるし、制作したあとのバーチャルアイドルのプロデュースも大変なので、プロヂュースや、サイト・FB・ツイッターの管理を一貫して請け負うデザイン会社があるといい。そんな会社を作りたい。
そんな会社の事業内容はこうだ。
NHKがやっている、料理番組 ひとりでできるもん。
子供が親の手を離れて料理の作り方を学べる番組で、料理をするのは同じくは少女で、アイドル的存在だ。
これをバーチャルアイドルでもやる。動画やイラストで料理の作業過程をサイトで公開し、レシピへもアクセス可能!
次は、通販サイトでのバーチャルアイドルの起用だ。
ケーキの通販サイトではメイド姿のケーキコンシェルジュがおり、やさしくかわいくケーキの特徴を教えてくれる。まるで喫茶店で対応してもらっているように決算方法、受け取り方法も案内してくれる。
考えるとたくさんあるけれど、世界はオタクだけではないので嫌悪感を抱くひとへの配慮と工夫が必要だ。解決策はビジュアルを大衆向けにすることで解決するだろうか…まだわからない。