G12021*トリックアートの可能性

 トリックアートとは、わかりやすく呼ばれているのであって、元はトロンプ・ルイユと言うらしい。
フランス語で「眼を騙す」を意味し、トロンプイユと表記されることもあるそうだ。

分類されるものは、
1.壁面や床などに実際にはそこに存在しない扉や窓、人物、風景などを描き、あたかも存在するように見せかける作品
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2.平面作品に物を貼り付けて、絵の一部が外に飛び出しているような作品

3.3次元の現実ではありえない建築物を描いた作品(例えば、エッシャーの作品)
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4.人体や果物・野菜などを寄せ集めて人型に模した作品(例えば、アルチンボルド歌川国芳の作品)。寄せ絵、はめ絵という
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5.普通に見ると人間の顔に見えるがさかさまにしたり、向きを変えたりするとまったく別の物に見える作品(例えば、ルビンの壺)
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6.大きさや長さについて錯覚を起こさせるような作品
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よく、生活しているとテーマパークや親子連れの多い買い物施設などでよくトリックアートを見かける。
他にもトリックアートでのパフォーマンスを行う人や、有料のイベントなどがある。
大阪では2012年に京セラドームでイベントを行っていたり、JR大阪駅で4月末から6月までトリックアートを設置し、写真も撮れるというイベントを行っていたそうだ。

日本では、すでに設置されているタイプのものが多いが、海外のオイルチョークでトリックアートを描くパフォーマンスのように難しいとは思うが、どんどんトリックアートが出来上がっていく様子なども見せられると面白そうだなと思う。

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またそれを企業の広告として使えたら、twitterでその画像が拡散されて行き、普通にトリックアートがある時よりも人々の興味を引き、良いプロモーションになるではないかとわたしは考えた。
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