クラウドファウンディングとは、あるアイデアやプロジェクトを考えた人々が、不特定多数の支援者から資金を募ることができるインターネット上のサービスである。
ローリスクで事業立ち上げができるとも言える。
私が取り上げるクラウドファウンディング事例は、colish(コリッシュ)である。
colishのキャッチコピーは「誰と、どんなふうに住む?」である!
これは現代社会で急増するシェアハウスに住みたい人々のためのSNSサイトだ。
クラウドファウンディングだと思ったのは、ユーザーがコンセプトを投稿し、共感する住人を集め、住む家を見つけるポータルサイトであるからだ。
colish運営は、これからのシェアハウスは「どこに、いくらで」から「だれと、どんなふうに」住むかの時代へ!と述べている。コンセプト型シェアハウスの企画・運営を通してより良いコミュニティの築き方についてのノウハウを提供している。
コンテンツはみっっつある。
一つ目は、面白いシェアハウスえお作りたい!「企画中のシェアハウス」
一緒に住む住人を募集するコンテンツで、さまざまなコンセプトが進行している。例えば、「ただいま。おかえり。のある暮らし。高齢者×若者シェアハウス」「Session-House 音楽したい時、いつでもそこに仲間がいる!」などなど、アーティストシェアハウスや同じ病で苦しむ人のシェアハウスなど様々。
企画しているのも個人、企業、学校まであり、物件は決定していたり、探し中のものもある。
二つ目は、既に始まっているシェアハウスを知りたい!「住居中のシェアハウス」
こちらはコンセプトも物件も明確に決定し、すでに暮らし始めている人たちのトピックを見ることができる。メンバー募集が中心だ。
三つ目は、メンバーもコンセプトも決まったら・・・「シェアok物件を探す」
シェアハウスで欠かせない物件を探すことができる。間取り、室内写真、必要経費も明確でわかりやすい。
年齢や性別など関係なく、世界中、日本中から企画・コンセプトがあつまり、実現したいメンバーが集まる!これはインターネットの特性であり、手軽さから、広まっていくだろう。
このように、ユーザー手動でコミュニティを築いていくようなプロヂュースとはまた違うし、そのように導くのがコミュニケーションデザインだと思う。
また、企画主のFBや企業HPへのリンクもあり、ユーザビリティにも優れている。
シェアハウスということで、プライベート関係に踏み込むため、colishを利用するにはFBアカウントが必須である。なのでFBの仲間で企画のようなたたき台を出し、colishへ持ってきて実現させるのも良いと思う。
私は、ユーザーと私たちデザイナー(企業)の双方向性、またなにか足かせになっているようなことを取り除きユーザー同士の気持ちが身近になれることを目指したい。
デジタルデザイン手法についてはSNS、WEBをたくさん活用したいです!!