英国チョコレートお菓子メーカーのCadbury(キャドバリー)社が、ARアプリ開発企業であるBlippar(ブリッパー)社と協力し2011年に実現した、お菓子のパッケージをゲームとして遊ぶことのできるというコンテンツ。
Cadbury が販売しているDaily Milk等5種のチョコレートバーのパッケージを、[blippar]というARカメラアプリで撮影することにより、画面上にゲームスタート画面が表示されプレイすることができる。プレイ終了後は得点が表示され、Twitter、Facebookに投稿し結果を共有することも可能である。
ゲーム自体は、商品からARによって飛び出して見えるアヒルのイラストをクリックしポイントを稼ぐというもので、子供から大人まで気軽に楽しく遊べるものとなっている。
パッケージ×ARゲームという組み合わせにより、新しいプロモーションの一例がこれにより生まれた。
チョコレートのおまけとしてゲームをプレイするユーザー、ゲームをプレイするためにチョコレートを購入するユーザー、等プロモーションとしてユニークなだけでなく、両社にもとても有益な広告手段でもあったようだ。
2013年3月下旬ごろよりキョロちゃんたちと一緒に撮影できるARコンテンツを森永製菓とモンテールがコラボしパッケージにとりいれたものを、発売した。しかし、新規性に欠けるものだったせいかそう話題にもならなかったように見える。
ARアプリの普及率にも問題があったものかもしれないが、日本ならではの和菓子に目をおいて新規性のあるプロモーションは生まれないか、期待したいところだ。
参考URL:http://news.livedoor.com/article/detail/7340546/
http://ameblo.jp/sugoipr/entry-11044766854.html