私が一番印象に残っている言葉は、「効率なんて、知らねぇよ」です。
私自身作品を作っているときに、失敗を恐れたり、お金がかかるのを気にして効率のいい方に妥協してしまう事が多々あります。なので、自分がやりたいことを突き進めて行く真鍋さんの姿を見て、自分が情けなくなりました。ヘリを飛ばしたらおもしろいんじゃない?仕事になるかもわからない一つのアイデアをひたすら実験を重ねていく真鍋さんの姿がとってもかっこよかったです。
効率を求めることは大切なことかもしれませんが、それ以上に自分のやりたいことをこれからは尊重していきたいと思いました。絶対これやったらおもろい!まだ誰もやってへん!そんなあやふやだけど確実なアイデアを私も実現していけたらいいなと思えました。
二つ目に印象に残っているのは、常に最新のテクノロジーを自分から体験しに行くというシーンです。インターネットという便利なものが全国に普及された今日の社会では、調べたら自分の知りたいことが簡単に検索できるというのが実態です。しかし、それをあえて自分の目で手で感じにいき自分の中の引き出しにしまっておくという真鍋さんの考え方に惹かれました。使うかどうかわからないが、知らないと使えない。本当にその通りだと思いました。その場から動かないで知る情報より自ら動いて掴む情報。それがとても魅力的なものなんだということを改めて思いました。
そのあとに昔のテクノロジーも調べて自分のホームページにストックしておいてるということをインタビューでおっしゃっていました。「人は見たことのあるものは作れるが、見たことの無いものは作れない」そんな言葉が脳裏に浮かんでくるシーンでした。これからは毎日が社会見学かのようにもっと外に出て周りをもっと見渡して自分のデザインの材料にしていこうと思います。
最後に、これから自分で作品を作るときもそれ以外のときでも挫けずに挑戦することと、自ら行動して情報を得ることを大事にして行こうと思いました。
それができたら、私も他の人がまだやったことのないデザインができるようになりたいです。