新薬開発や、自然災害時の非難シュミレーションなど、ものづくりや、
生活環境に欠かせない存在となりつつある、
日本が誇るスーパーコンピューター「京」。
これまで数年かかっていたさまざまなシミュレーションを僅か1日でこなす
スーパーコンピューター「京」は、
21世紀の産業革命を起こすとまでいわれていて、
その圧倒的な計算の速さに、日本だけでなく、
世界のあらゆる分野の発展に期待感を感じました。
スーパーコンピューター「京」が作り出したバーチャル心臓で事前に心筋梗塞の予兆を捉えて素早く治療を施す試みには、思わず目を疑われ、言葉も出ない程、その技術に驚かされました。
しかし、今現在、スーパーコンピューター「京」は、中国やアメリカのスーパーコンピューターに、速さや知能で追い抜かれています。
今回授業で見たビデオの中で、一番興味を持ったのが、
アメリカで開発された人工機能「ワトソン」です。
人間らしい考え方と、正確な解答。まさに「天才」な一人の人間のようでした。
このビデオを見て、私が思ったことは、ビデオの中でも取り上げられていた問題にもありましたが、「コンピューターが1人歩きしないか?」という問題です。
スーパーコンピューター「京」のような信じられない計算のスピード、
アメリカの人工機能「ワトソン」のような人間的な思考、
これほどまでの技術があれば、アニメやSF映画のように、
いつかコンピューターが人間を支配してしまうのではないかという
考えが頭をよぎりました。
ビデオの中にあったアニメでは、
日本の未来の生活が描かれていましたが、その中で、
飲食店などでは従業員がほとんどおらず、コンピューターが注文を受けたり、
料理を自動で作ったり、店内を掃除したりしていて、
人間はコンピューターの下で働いている・・・
という未来が描かれていましたが、
もし本当にそんな未来が来るのなら、コンピューターがどんどん進化して、
人間の知能が衰えてしまうのではないかと考えてしまいました。
技術が進化していくのは、これからの未来にとって、
とてもプラスになることだと思いますが、
その技術と、今後どう寄り添っていくのかが私たちの課題ではないかと思いました。