インターネットの発達によって人と人とのコミュニケーションの取り方が日々変化する中、
現代のコミュニケーションツールの代表的なものとして、LINEやtwitterなどのSNSがあげられる。
LINEやtwittwrなどのSNSでは、
自分の考えを誰にでも公開することができ、また誰かの発信した情報も簡単に見ることができる。
同じ考えを持った誰かと繋がることも出来る、非常に便利なツールだと思う。
しかし、そういったコミュニケーションの取り方が広まっていく中で、私が一番恐れるべきだと思うのはネット上のコミュニケーションに“依存する”ことである。
インターネットを通して、オンラインからオフラインまで交流を広げ、インターネットでのコミュニケーションを上手く日常に取り込んでいる人もいるが、
一方でtwitterやLINEの、次々に更新されていく会話や情報がどうしても気になってしまい日常生活に支障をきたしてしまう人も多く、こういったケースは既に何年も前から問題になっている。
そういった中で、今後私たちが考えなければならないのは、“依存”ではなく
インターネットと上手く“共存”していくことだと思う。
お菓子のポッキーを製造・販売している江崎グリコ株式会社は、
2014年の9月頃から、LINEとのコラボ、「メッセージポッキー」の販売を開始した。
パッケージ前面に、LINE上のトークの一コマのような、手書きでメッセージを書き込めるスペースがデザインされていて、
ポッキーを媒介としてオフラインでのコミュニケーションをはかることができ、
メッセージを受け取った側は、お礼の返事をLINEで返す、といったような仕組みになっている。
今挙げたポッキーとlineのコラボのように、オンラインとオフラインでの交流を上手く織り交ぜ、
ネット上の繋がりだけに執着させないようにするアイデア、工夫が今後必要になるだろう。