意思・感情・思考などの情報を言葉・身振りや手振り・表情・通信技術などの手段を用いて人と人とが互いにそれらを伝え合うコミュニケーション。
人類が言語を獲得してから、コミュニケーションは様々な道具を通じて行われてきました。
文字、印刷術、電話、ラジオ、テレビ、インターネット。
最初は極一部と、わずかな情報を、時間をかけてやりとりしていたものが、時間が経つに連れてその範囲や速度は増していくき、IT(情報技術)の登場により、
世界中の情報へ、同時に、瞬時にやり取り、アクセスができるようになった。
世界中の人とリアルタイムで情報を共有でき、どんなときでも誰かと繋がっていられようになる。
そんな現代社会のコミュニケーションスタイルには
Twitter(ツイッター)・Facebook(フェイスブック)やLINE(ライン)などの
SNS(ソーシャルネットワークサービス)がある。
この中でもTwitterは「開放的」で 不特定多数の人と繋がることが出来る。
このことによって情報の流れ・拡散の早さが圧倒的で、さまざまな場面で効果を発揮する。
たとえば3年9か月前に起きた東日本大震災
地震直後、揺れや被害の状況がTweetされ、安否確認、その後の対処について意見交換が始まり
東北を中心に停電で情報が取れない人へ向けた大津波警報をTwitterで呼びかけようというTweetが広がる。
だが、多くのデマやチェーンメールも流れ、混乱を招いた。
これは、「人に知らせたい」という心理がおおもとにあると思うが。
混乱を目的とした悪質な発言や、募金を装ったフィッシングサイトのような詐欺目的のものなどもあったという。
時代が進みさまざまなコミュニケーションで情報が得られるようになり便利になったが、間違った情報が流れることによって情報を誰にでも簡単に流せることやたくさんの情報が入ってくることが良いのか悪いのかわからなくなった。
今後、信頼性の高い情報かどうかを如何に見極めることがより大事になってくるだろう。