G14037 CMとwebの連動について

 

CMとwebコンテンツの連動が増えている中で、
どういったものが視聴者の目を引きやすいのか、
またどのようなwebの連動をすればCMからwebへ上手く
誘導することができるのかについて考えたところ、
あるCMの記事を見つけました。

 

江崎グリコは、シャーベット「アイスの実」のプロモーションとして、
テレビCMと連動させた「AKB48殺人事件」の連載マンガを小学館が発行する
週刊少年サンデー』誌上で開始した。
ストーリーは、AKB48のメンバーが殺人事件に巻き込まれ、全員が容疑者に浮上。

探偵に扮する前田敦子が事件の真相を追及するというもの。

また、「謎がとけるか!アイスがとけるか!」というキャッチフレーズで
テレビCM「AKB48殺人事件FILE-1」では、真犯人が明かされる
AKB48殺人事件FILE-5」編まで、全5回のテレビCMによるストーリーが放送された。

アイスの実」のWebサイトでは、
事件に関わった複数のメンバーの証言映像のほか、
視聴者が虫眼鏡などの探偵ツールを使って、Web内に隠された真犯人のヒントを探索する
コンテンツなどが掲載されている。
ツール内のカメラで撮った写真は、ツイッター
フェイスブックにあげて情報を拡散することもできる。

マンガ・CM・Webそれぞれから、
真犯人を突き止める重要な情報を得ることができ、視聴者が参加し、
一緒になって犯人探しを盛り上げていくという、
エンターテインメントキャンペーンになっている。

 

私も実際にこの当時のCMを見ていましたが、
まず、“ストーリー性のあるCM”ということに面白さを感じました。
また、もうひとつの魅力は“連動のコンテンツが視聴者参加型”であることです。
ただwebページを閲覧するだけでなく、利用する人がゲームを楽しむ感覚で商品の
webサイトに自然と集まるという工夫が、上手だと思いました。

 

最近は、このような視聴者参加型のwebと連動したCMが増えてきているように感じます。
つまらないCMや興味のないCMは聞き流されたり
見てすらもらえないこの時代で、視聴者に興味を持ってもらうためには
webや他のコンテンツとの連動は欠かせないものになってくるのではないでしょうか。

 

 

参考サイト

http://www.advertimes.com/20120712/article75820/

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