このレポートをするにあたって、まず私は「ユビキタスネットワーク社会」について調べてみた。
○「ユビキタスネットワーク社会」とは、
「ユビキタス」(Ubiquitous)という言葉はラテン語で「いたるところに在る。遍在する。」ということを意味する。
「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、
様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会である。(Wikipediaより)
つまり、ネット環境下でネットワークにつながるだけでなく、携帯電話などの端末や屋外など、
ありとあらゆる時間、場所においてもネットワークにつながり、パソコンなどの端末同士だけでなく、
家電をはじめ、物と物、人と物、人と人がつながっていく社会のことである。
○ユビキタスネットワーク社会における情報のデジタル化
情報のデジタル化といえば、以前までは、データのデジタル化はマルチメディア社会において実現してきた。
これがユビキタスネットワーク社会においては、人やモノが存在しているという情報等までもがデジタル情報として扱われる。
だが、デジタル情報にすることでの問題も生まれてくる。
例えば、「詐欺・悪質商法等に遭うこと」や「企業が保有している個人情報が流出又は不正に利用されること」、
「不正アクセスにより個人情報が悪用されること」
など主に情報セキュリティの確保や個人情報の保護に関しての問題点があげられる。
○マルチメディアとの融合
ユビキタスネットワークとマルチメディアとの融合に関しての取り組みについて調べてみた結果。
・店頭に並ぶ食品の生産情報をデジタル情報にして、商品につけた電子タグに記録し、消費者が生産情報を参照できるもの。、
・子供や老人が電子タグを身につけることにより、その人の存在情報をデジタル信号として近くに走る自動車に送信し、自動的に危険を回避させたりすることが可能になる。
といったようなものがあるそうです。
以上のことから、ユビキタスネットワーク社会とマルチメディアのクリエイトすることにおいて重要なことは
まず、ネットを安全に使ってもらえるように企業などが率先し、過去の事例の検証、今後の課題双方に共通する点として
「わかりやすさ・使いやすさ」、「安心・安全」に消費者が使えるような社会にしていくことが重要だと思う。
参考資料
第1章第4節2(1)ユビキタスネットワーク社会に向けた課題 : 平成16年版 情報通信白書
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h16/html/G1402100.html
http://www.greenjapan.co.jp/yubikitas.htm