G14-031 ウェアラブル端末について



ウェアラブル端末が一般的に広まる時期はいつごろになるのか調べてみたところ、2015年度はウェアラブル端末の新しい文化が始まるとき、いわゆる「黎明期」とし、ヘルスケアなど特定の目的に限定した「特化型」のウェアラブル端末から、アプリケーションの開発や追加が容易な「汎用的」端末の利用が徐々に可能になるとされていました。
当初は端末のコストが高いことやプライバシーへの懸念から、一般生活者よりも、企業内で両手を使うことが必要な業務を抱える部署の従業員など、特定の利用者に限った試行的な利用が始まると予測されていたみたいです。
2016年~2017年度は「普及期」として、一般生活者にウェアラブル端末が浸透し、生活者向けの普及が始まると、情報の配信やサービス提供のインターフェイスとしてのウェアラブル端末の重要性が増すと予測されていました。Apple watchなどは、生活者に対するマーケティングメッセージなどを届ける媒体として、活用されるようになると言われていました。


実際にウェアラブル端末を使用している人の意見を先月に拝見したことがあったので紹介します。
Apple watchを購入した方がツイッターでこのように呟いておられました。
『突然の尿意。そんな時にもApple Watchは役に立つ。マップを開いて「トイレ!」と叫びスムースに検索。あとはナビに従い、歩いて向かうだけ』

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写真を見て頂ければわかると思いますが、ただ時計に向かって話すだけで最寄りのトイレまでの地図を出してくれます。このツイートを見たときに、いま私たちが発表しようとしている通勤アプリやレシートアプリにも応用できるのではないかと思いました。もし「混んでいない電車」や「スーパー タイムセール」と時計に向かって言うだけですぐに地図などを表示することが可能になればすごく便利だと思います。


このことからウェアラブル端末が一般的にもっと普及して、私たちが発表しようとしているアプリにもウェアラブル端末特有の機能を付けることができれば、たくさんの方が使用してくれるのではないかと思いました。

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