今回はデジタルデザインの授業でも利用できるようなものという条件があったので、それを踏まえて最新コンテンツを探しました。
その前に、まずARについてなんとなくしか知らないのでARについて調べました。
「AR」とは英語の「 Augmented Reality 」の略で、日本語では「拡張現実」と訳されることが多いそうです。コンピュータを利用して、現実に情報を付加させることを指しているようです。
ARの種類は大きく2つに分かれていて
ロケーションベースAR(位置情報型AR)
GPSなどから取得した位置情報を元に情報を呼び出す仕様と、
ビジョンベースAR(画像認識型AR)
画像認識・空間認識などの技術を応用して目の前にある環境を直接認識・解析することで情報を呼び出す仕様です。
今回はビジョンベースAR型のほうで紹介します。
パソコンなどでお馴染みのVAIOが、5月25日から29日まで六本木ヒルズ内の「Hills Cafe/Space」で開催している「VAIO Cafe」は、5月25日に発表した『VAIO Pro 13 mk2』や、『VAIO Z Canvas』をはじめとする、すべてのVAIO製品を試用できる期間限定のカフェです。
期間中は、VAIOオリジナルグッズの販売、VAIOロゴのラテアートが入ったカフェラテが楽しめるほか、ゲストを招いたスペシャルイベントを連日開催していたそうです。
そんなVAIO Cafeの各テーブルには、さりげなく名刺大サイズのカードが置いてあり、一見ただのカフェでよく見かけるショップカードみたいなのですが、実はこれ、実寸大の“拡張現実”VAIO Z Canvasが目の前に現れる「ARカード」なのです。
カードの説明書を見ながら、手持ちのスマートフォンにGoogle Playから専用のAndroidアプリ「VAIO AR」をインストールし、起動した「カメラ」でARカードを写してみると……、
なんとARカードを置いた机の上に、実寸大のVAIO Z Canvasが現れます。写真のように結構リアルで、本物がその場にあるように見えます。
さらに拡張現実VAIO Z Canvasの各部にスマートフォンのカメラを近づけると、その部分に実装した機能をポップアップで表示するので、まるで本物を見ているかのように製品の特徴を知ることができるみたいです。
このARアプリのすごいところはこれだけじゃないのです。スマートフォンのディスプレイに表示した拡張現実VAIO Z Canvasのデスクトップ左下にあるWindowsタイルをタップすると、スタートメニューを表示するなど、まるで本当のVAIO Z Canvasがそこにあるみたいに操作できるのです。
例えば、「Inner Spec」というアイコンをタップしてみると、画面内の拡張現実VAIO Z Canvasが半透明化して、CPUやシステムメモリ、SSDなど内部に搭載するパーツを表示するだけでなく、そのパーツに関する解説を表示してくれます。
他にも、お絵かきアプリや、RPGのようなゲーム、メモパットにはAR上のキーボードで文字も入力できるそうです。
実物がそこにあるような体験ができるこのARカード、実は、六本木ヒルズのVAIO Cafe利用者に無料配布されていたのです。本物の製品は高くて買えないという人も、ARカードを入手して、いつでもどこでもスマホ片手にVAIO Z Canvasを所持したかのような気持ちにしてくれます。
この技術を使って私がデジタルデザインで利用できそうと思ったことは、香水の瓶などもインテリアの一つとしても使ってほしいので、ARカードを店舗で配ってスマホで読み込むとPCサイト(のようなもの)をそこに表示して、上に出てたようにタップの位置認識を使って製品の紹介や、イメージPVなど選択できたり、カードという特性も生かして部屋に置いたときのインテリアとしての見え方や、におい別のビジュアル的な効果などできたら、面白いかなと思いました。
約25万円の「VAIO Z Canvas」がタダでてに配流、そう“AR”ならね
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1505/26/news136.html
「AR」とはなにか?
http://www.micro-wave.net/column/technology/ar.php