脳とPCをつなぐ〇〇 G16-021

アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)
 アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関である。大統領と国防長官の直轄の組織でありアメリカ軍から直接的な干渉を受けない組織でもある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/国防高等研究計画局

脳とPCが直結するかも…
 SF映画の世界では、脳に小さなチップを埋め込んだり、後頭部に取り付けられたコネクタにケーブルを接続したりして、脳とコンピューターが情報交換する場面が登場する。DARPAは、人間の脳とデジタルデータをやりとりするための、脳への埋め込み型神経インターフェイスを開発することを発表した。このインターフェイスによって、脳内の神経細胞とデジタル信号を変換して通信できるようにするという。埋め込むデバイスは1立方センチメートルに満たないサイズで、丁度コインを2枚重ねたような生体適合性のあるものを目指すとしている。この技術はNESD(Neural Engineering System Design:神経エンジニアリング・システムデザイン)として、新しい治療法に役立てられる予定であるそうだ。例えば、聴覚や視覚が衰えたり障害がある人に、高感度の聴覚と高解像度の視覚を与える事ができるかも知れないという。下記のURLの記事の内容からするにも人間の脳とPCが繋がるのも近い将来の話だとしてもおかしくない。

能力を補い拡張する脳-コンピューターインターフェースの開発を発表。
http://japanese.engadget.com/2016/01/21/darpa/
二つの脳を結ぶインターフェースが登場
http://japan.digitaldj-network.com/articles/10161.html
人間の脳をネットに繋ぐインターフェース実験が成功
http://japan.digitaldj-network.com/articles/18232.html

 本当に脳とネットが繋がれば医療での運用、身体の不自由な人間の補助、記憶のバックアップなど。コミュニケーションでは他国の言葉を勉強しなくとも言語の違いも関係なく外国の人々との交流もできるだろう。もしかしれば人間だけでなく犬や猫、ペットの考えていることも理解できるかもしれない。

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