VRとAR G17034

はじめに。近年になって急速に普及し始めたVR技術とAR技術。例えばVRだと、PlayStation4のVRゴーグルが発売されたり、AR技術はポケモンGOやスマホアプリのSNOWなど我々の身近な所に技術が普及してきた。

PlayStation4で庶民の手にもお手軽にVRに触れられるようになったが、実は1995年にはすでにバーチャルボーイというゲーム機が存在していた。
バーチャルボーイはゴーグル型のディスプレイを見ながらコントローラーで操作するゲーム機器で、いわば最新の技術だったが時代を先取りしすぎたせいか、PlayStationやセガサターンの影に隠れ販売台数は悲しいことになってしまった。しかし、20年前にはもうすでにVRの技術は開発されていたのだ。

ARの技術はVRの変化型で、VRがリアルに作られた閉鎖的な空間に入り込むのに対して、ARは架空のものが現実に出てくるという仕様だ。ARとVRは似て非なるものであり、正反対の性質を持った技術である。ARの技術といえばポケモンGOなどが人気だが、色々な所で取り上げられておりIKEAではカタログの家具をAR技術で自分の部屋に配置することができるアプリを出している。

このように、日本においてはVRはゲームでARは生活の利便性を上げるために使われていくのではないかと思う。例えば、スマホで景色をかざせばAR技術で景色の上に道案内のラインが出現したり、ぐるなびなどの口コミサイトでの評価がお店の前に現れたり、前途の通り家具配置の手助けなどなど。VRもARも1990年代頃に出始めた比較的新しい技術であり、これからどう技術が発展するのか注目すべきだと思う。

参考サイト
カタログの家具を実際に部屋に配置することができるIKEAのARアプリ「IKEA カタログ」を使ってみました-Gigazine
https://gigazine.net/news/20130912-ikea-furniture-app/
「AR=拡張現実」とは何か? VRとの違いは? 実現するちょっと未来のカタチ
https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=9609
22年前に発売されていた元祖VRゲーム機(!?)を楽しむ
https://www.redbull.com/jp-ja/playing-virtual-boy
ぐるなび、セカイカメラのAPIを使って飲食店情報を提供
https://markezine.jp/article/detail/9775

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