YouTubeの影響 G17008

1953年に日本での地上波テレビ放送が開始されてから、動画は映画館などに出かけて鑑賞するものから家庭で楽しむものへと変化した。しかし、いまや動画を楽しむ手段は映画やテレビだけではない。YouTubeなどの動画配信サービスは、スマートフォンの普及と伴い大きく発展を遂げた。今は、一人一台自分専用の端末を持つ時代だ。ネット環境さえあればいつ・どこでも動画が視聴できる動画配信サービスは、若者を中心に広く親しまれている。

 

 

最近は民放各局の動画配信サービスで地上波で放送した内容がネット上で視聴できるようになった。それでも、YouTubeが若者に選ばれる理由は「誰にでも投稿できる」ということが大きいだろう。自ら発信し、それを他者に見てもらえるということは、これまでのプロしか参加できないTVなどにはなかった。また、最近では、有名YouTuberがCM出演したり、TV出演することもある。YouTubeはTV業界からすると、ライバルなだけではなく、新たな人材を発掘する場になり得るのだろう。

 

 

スマートフォンの普及に伴い、情報の獲得手段がTV・新聞からインターネットへと変わっている。それだけではなく、エンターテイメントとしての面もYouTubeは持ち合わせている。しかし、YouTuberが作った自由なコンテンツを好む人もいれば、TVの作り込まれた世界観を好む人もいるだろう。YouTubeの普及で生まれたのは、それらの情報の選択の自由なのではないだろうか。

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