G19037 デジタルデザイン論レポート これからのゲームAIについて

 まず初めに、現在の私のゲームAIについての理解を書かせていただきたい。正直、何もわからない。普段ゲームを全くしない私にとって、それは未知の領域だ。何も想像がつかない分新鮮さを感じられると思い、とりあえず調べることにした。調べた内容を自分なりに解釈したものを述べていこうと思う。
最初に調べたのはゲームAIの初期について。初めてAIが搭載されたゲームは、誰もが知っている「パックマン」だ。敵がステージを自由に動き回るというもので、当時の人はそのランダム性に心躍らせた。このような昔のゲームに、簡単なものとはいえAiが使われていたことに驚いた。さらに敵キャラクターはそれぞれ個性を持っていて、生きた存在となっているのだ。それを知った私は、俄然ゲームAiというものに興味が湧いてきた。

 次に調べたのは最新のゲームAIについて。初期の「パックマン」で感動していた自分だったが、最新のものは比べ物にならないほど進化していた。現代ではゲームが多様化し、様々なジャンルが混在している。そんな複雑な現状をささえているのは間違いなくAIだ。例えば、RPGゲームでいうと敵の行動、味方の調整、場面にあったシチュエーションを用意したりなど大部分をAIが行っている。人の手でやれば途方もない作業も、AIによって効率的に行われているのだ。そんなAIこそが、現代のゲーム作品に命を吹き込んでいると私は考える。

 ゲームAIはこれからどうなっていくのか。それを、これまでの歴史を見て何となくわかっ
てきた。最初は敵をランダムに動かすだけだったものが、今ではゲームシステムの重要な
部分を握っている。驚くべきはその進化の速さ。AIは、ゲームを進歩させる上で欠かせない
ものになっているのだ。恐らく、このまま技術は進化し、現実と見紛うほどの世界がゲーム
の中に出来上がるだろう。登場するキャラクターも人間と同じ思考回路をもっているかもし
れない。そんなものができれば、人間の文化も変えてしまいそうだ。そんな未来を期待する
半面、恐ろしくも感じる。これからは進歩させるために無闇にAIを組み込むのではなく、
しっかりと「選択」していくべきだと私は思う。

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