G20061 最終レポート課題「長く愛されるコンテンツをつくるために」

現在、世の中には様々な「バーチャルアイドル」が存在する。「バーチャルアイドル」は現実上で活動する「3次元アイドル」とは違い、仮想空間上で活動するキャラクターのことである。その中でも2020年で15周年を迎えた『アイドルマスター』シリーズ(以下、本論文では『アイマス』と省略して呼称する)、2次元アイドルの火付け役でもあるコンテンツだ。そんな『アイマス』シリーズが長年大勢のファンに愛される理由を私なりに考え、3つ述べていく。

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15周年記念のキービジュアル

1つ目は制作者側が、そのコンテンツを愛しているからである。制作側がファンであるからこそファンと同じ目線でいることにより「こういうものが見たい」「こういったことをして欲しい」を制作側ら自身が感じ、いち早くファンの要望や欲求に気付くことが出来るのだろうと思う。こうして常にファンの期待に応えているのだろう。つまり、制作側は「これはユーザーのためになっているのか」を考えて作り、そのためにも誰に向けて作っているのかを明確にし、何度も見返すことが大事なのだと考える。

2つ目は新しいことに挑戦し続けたことである。『アイマス』は現在、アニメやライブ、ゲームにイベントなど様々なメディア展開が行われており、成功しているものも多いが、売り上げが伸びず失敗した面も中々に多い。その中でも当時、新しい試みを行いファンの間で阿鼻叫喚の騒ぎとなったものがある。当時は失敗し、すごい言われようだったが、今や受け入れられ、そのコンテンツで1本柱を立てているほど応援されるものとなった。失敗し続けていたが、それだけ新しいことに挑戦し続けていることであり、その分『アイマス』という世界は広がり続けているのである。また、その失敗と挑戦をファンの人たちと共に歩んできているのだ。

3つ目は先を見据えているからである。アイドル達が歌う楽曲も『アイマス』の魅力の1部であり、その楽曲数が1000曲を超えている。しかし、各々の曲が発売された頃に流行っていたJPOPなどの音楽はあまりなく、どちらかといえば今時流行らないと思う曲が多いのだ。その上、他のアイドルものでは類を見ないデスメタルや演歌といったジャンルをガンガン突っ込んでいる。しかし、いつの時代にも霞むことなく、年齢を問わずずっと聞けるものとなっている。今一瞬のものではなく、ずっと先を見据えているのである。

私はかれこれ6年間『アイマス』のファンである。その間、少しこのコンテンツと距離を置いたこともあったが、イベントがある度ユーザー達が盛り上がっているのを見て、結局は戻ってしまう。

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ライブで盛り上がるファンたち

『アイマス』は「楽しい」をユーザーに届けること、それを人々に伝染させることが上手だと思う。それは制作に関わって人達が『アイマス』を愛しているからこそだと思う。だからこそ、ユーザーに新しい体験や楽しさを届け続けるために様々な企画を考えているのだろう。そのおかげでユーザー達は長い間『アイマス』のファンであり続けることが出来、長らく愛されているのだと思う。

参考

アイドルマスターシリーズ総合プロデューサー、坂上さんのインタビュー:【アイマス・坂上P】仕事は“正解”を求めすぎず、自分が楽しむ | アソビモット (bandainamcoent.co.jp)

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