【G12034】屋外でのプロジェクションマッピングのPR活用法

プロジェクションマッピングインパクトがあり、イベントや広告宣伝終了後でも動画サイトでの高い閲覧数など話題性がある。

ビルのような大きなスクリーンを使うと、電車内や違うビルの一室からなど、遠くからでも見ることが出来る。ビルがキラキラ輝き、地区全体で幻想的な雰囲気を楽しめる。
プロジェクションマッピング現場から離れていても、映像に必要な音楽やコンテンツはアプリ(WEBなど)と連携させておけばいい。もしくは、なくても楽しめるコンテンツ制作をする。

 2013-05-03
TOKYO CITY SYMPHONY http://tokyocitysymphony.com/

けれどスクリーンとして使用する大きなスペースの確保や付近の街頭の消灯、交通規制、自治体で定められた屋外広告条例をクリアすることなど、準備には大変苦労がかかる。
さらにプロジェクションマッピングは3D映像、音響、空間演出、イベント運営といった様々な技術の集合体だ。それぞれが高い技術で良い作品が展開できるのだから、金銭面も苦労がかかる。
そして目新しさや驚かす要素だけでは飽きられてしまう。ストーリーとコンテンツ構成をしっかりと組み立てることが大切だ。

商業地区では明るいネオンが多いので、普段閑静なビジネス街で実施するのが良いと思う。残業している人は残業しながら夢の世界へいくことが出来る。

イベント告知に関して大きなプロジェクションマッピングでは、そこで告知もすると良いし、小規模なプロジェクションマッピングでの告知も良い。プロジェクションマッピング自体がデジタルなので、ポスター折り込みなどの紙媒体の集客は変だ。SNSや動画サイトでの宣伝が好ましい。

また、人の多い都市空間で展開することが想定されることから、オープニングを凝ることで足を止める人も増えるだろう。他のショーイベントのオープニングにプロジェクションマッピングを使用するのも良い!
さらに、普段何気なく行う仕草の中にプロジェクションマッピングイベントに参加出来るような仕掛けがあれば、帰宅中などにいつの間にかイベント参加していた!という風にできたら告知も必要ない。
駅の壁や床・ビルの自動ドアにプロジェクションマッピング、翌日の天気予報が映るシャッターなど…そうなると生活に密着したものもできる。

その他にはプロジェクションマッピングの上映場所を固定して観光資源にする。
そうすると暗い環境作りも実現しやすい。

都市で行う分には、プロジェクションマッピング自体にインパクトがあるため、
SNS・特設サイトでの告知と、イベントと対応した双方向アプリ・WEBの展開、後日動画サイトへ展開で集客でき、次回に繫げることができる。
そして規模により、先ほどのようにクリアしなければならない問題も増える。

都市だからこそ、立ち止まらず、意識せずにプロジェクションマッピング空間に誘導出来る展開のしかたが良いと思う。
触れられ、動き、体験できるポスターのようにできればいい。

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