参加型プロジェクションマッピングの設置場所について考えた結果、駅などいろいろ思ったが私がいいと思うのは、ショッピングモール内の休憩所またはフードコートのディスプレイである。
休憩所は需要がある。いつも買い物で疲れた人で埋め尽くされていて、座りたくて椅子を探し当てたにも関わらず座れないことが私は多々ある。そして、休憩している間というのは足を休めることを目的としているので手が空いている!疲れた足を休めながら、心を癒す目的で、または買い物中通りかかった人が興味を持って少し参加してみようという気持ちになってもらえるのではないかと思う。
椅子が並んで置かれている真ん中にあれば、自然と目に付くのではないだろうか。
ただ、プロジェクションマッピングを行うときの注意点として、
・都会の場合、街灯やネオンなどの光が明るく、プロジェクターの光が効かない
・プロジェクションマッピング自体が看板・ネオンとして捉えられがちで、各種法規制に引っかかる場合がある
・人が集まった場合の警備体制や、道路使用許可等の警察との連携が必要
というのが挙げられていた。
ショッピングモールは照明が多く明るい。その中でマッピングが出来るのかどうかは疑問である。
警備体制等はどうにでもなるように思う。
もうひとついいだろうか。人が集まると言えばやはりイベント会場だ。入口なんかに置いて、それに興味を持った客をイベントへ誘導することも出来ないだろうか。
イベントでのプロジェクションマッピングで成功した例がある。
世界初!シメジにプロジェクションマッピング—ニコニコ超会議2
http://s.news.mynavi.jp/news/2013/04/30/050/index.html
動画
http://www.youtube.com/watch?v=hWp4m4kPDYw&feature=youtube_gdata_player
特設スマートフォン向けサイトから文字を入力すると、実物のぶなしめじに投影されて、しめじから菌糸のようにふわっと飛び出てきます。この菌糸が本物の植物のよリアルな動きをしているらしい。文字入力システム「Simeji」にちなんだ展示だそう。
参加型ブースはやはり人気がある。さらにこちらも、大掛かりなものでなくイベント休憩所に小さなプロジェクションマッピングがあり自身のスマホや持ち物で参加できるようなものがあればと思う。イベント入場口で配布されてもよい。そうなるとプリキュア映画でもらえる、映画上映中にプリキュアと一緒に振るために、チケット売り場でもらえるペンライトとなんだか似ている。あれは、ペンライトが欲しくて行く子供もいるだろう。やり方がうまい…そのプロジェクションマッピングの為の配布物も、誰もが欲しくなるようなストラップなんかだとどうだろうか。
インパクトがあり、集客や話題性を実現するプロジェクションマッピングは、やはり人通りの多い場所への設置であればある程度話題になれると思う。なおかつ立ちどまれるような場所がいい、と考えて述べてみた。