1.はじめに
Webと連携と聞いて真っ先に浮かんだコンテンツが、最近話題に上がっている「郵便局【ぽすくま】(通称ぽすくま)」でした。ぽすくまと言うのは、日本郵便がLINEと連携していて、ぽすくま宛に画像を送信すると自動的に年賀状にしてくれるというサービスです。
さらにwebとも連携していて、SNSでもたくさんの利用者の良い反応が見られたため、ぽすくまについて取り上げることにしました。
2. LINEを利用したサービス
(1)実際に利用してみて
まず私が実際に利用したスクリーンショットです。(クリックで拡大)
1枚目は友達と撮影した写真となっています。ちゃんと顔認識をして切り取って加工してくれています。2枚目は前に私が描いた絵です。絵でも関係なく加工してくれます。正面に向いている絵だと顔認識をして、冠や羊のツノを合成してくれる場合もあるそうです。
私はこの機能をLINEスタンプを配信していて知りました。友達登録をするとスタンプが貰えると同時に年賀状も作れるという今までに無いもので興味を持ちました。友達がアニメの画像や自分たちの写真をぽすくまに送って遊んでいることをSNSで公開していたことも有り、TwitterなどのSNSでぽすくまについて検索してみると、たくさんの方が利用していて、若者は主に遊び目的やコラ画像目的で、若い主婦層は子どもの写真を合成して遊んでいるようでした。他の親世代の方たちは、そんなに便利な機能があるのか~と関心しているように捉えられました。
実際に利用してみるととても楽しいし、ランダムでたくさんの種類の合成がされるので、色々な写真で試してみよう!という気持ちになりました。
(2)宣伝効果
LINEにはタイムラインという機能が有ります。友達登録した人のタイムラインに更新した内容が表示されます。ぽすくまは毎日は更新せず、忘れたころに更新されるので宣伝が上手だと思います。毎日更新されるとうっとおしいと考える人が多いこと、あまり更新されないと存在を忘れてしまう人が多いことを考えると妥当な更新頻度だと思います。
さらにぽすくまはさり気なく公式ホームページのURLを貼って宣伝をしているので、あまり宣伝は気にならずにサービスを楽しめます。今年、年賀状を出す人はURLに興味を持ってタッチする人も多いことだと思います。
3.公式サイト
日本郵便の公式サイトは簡単で見やすくなっています。年賀状を5枚から送料無料でで買えたり、無料ではがきのデザインキットをダウンロードできたり、他にも色々な年齢層の利用者が利用しやすいようになっています。
今まで裏面が印刷された年賀状を購入していた人が自ら印刷するきっかけになったり、webで年賀状を作成して住所を交換していないSNSのお友達に紙の年賀状を送れるサービスがあるので、年賀状離れをしていてSNSを利用している若者たちが興味を持ったりするチャンスだと思うので、とても良いサイトだと感じました。
4.最後に
最近テレビを見ない人が増えているとよくメディアで話題になっています。私も観たい番組だけ録画をして、CMをカットして見ているので、最近のCMや興味のない番組は全然知りません。そのことから、テレビとwebを連携させるより、日本人がよく使用しているSNSやアプリとwebを連携させて宣伝して行く方が上手な戦略だと思います。
これからも、日本郵便のぽすくまのような連携サービスが増えたら良いなあと思います。
5.参考文献
・郵便年賀.jp(参照2014/12/16)
<http://yubin-nenga.jp/index.html>
・郵便年賀.jp LINE公式アカウントのご紹介(参照2014/12/16)