G12050  トリックアートとは

まずトリックアートとは
そもそもはヨーロッパで発祥した「トロンプ・ルイユ」とよばれる立体画法(だまし絵)がはじまりのようです「トロンプ・ルイユ」とは絵画をメッセージとして捉え絵を立体的に見せるために用いられている技法で『遠近法』『陰影法』『前進色と後退色の組み合わせ』などのことこれによって二次元(平面)の世界に三次元(立体)の世界が誕生アートを「親しみのある楽しいもの」にしたもので「文化の時代」「人間の時代」に対応した生活に密着した文化となっていったようです絵とわかっていながら立体的に見える面白さと鑑賞する世界から応用性をプラスして参加型のアートに仕立てられたのですそれが16世紀頃さらに新しい技術とアイデアがプラスされてかつてない意識の錯覚を大きく起こさせその錯覚が驚くほど自然な立体感を生むことになるのです
その新しい技術とは本来は絵画に適さないといわれている化学変化を起こしやすい  
油性ペンキ(透明度の高い)を使ったもので平筆で何層にも塗り重ねていって被膜層をつくりながら作品を描き上げていくものこの特殊な技法で被膜層が光の屈折と反射をつくり出し立体的に見せるというこれこそが全く新しい立体表現技術だったのですこの新しい技術とアイデアによって確立され新しい芸術となったのがトリックアートです現在トリックアートの技法には いろいろあって「トロンプ・ルイユ」に始まり「だまし絵」 「隠し絵」 「逆さ絵」 「3D」そして 「不可能な図形」「ありえない絵」「擬人的絵画」や「循環論法」に「メタモルフォーゼ」見る角度によってある特定のものが浮かび上がり形をなすトリック手法の「トリシネオラマ」円柱の鏡に映し作品とわかる絵「アナモルフォーズ(歪像画)」などなど見る人にとって不思議さとそのトリックが解明できた時の驚きが体験できる絵画それがトリックアートです
このトリックアートの作者で 世界的に有名なのはオランダの版画家M・Cエッシャーですが (マウリッツ・コルネリス・エッシャー)スペインの画家サルバドール・ダリなども多くのだまし絵を遺しているそおですそして エッシャーの名前と共にエッシャーの絵のいずれかは名前は知らずとも 
だれもが一度は目にしたことがあるのではないでしょうかたとえばエッシャーの代表作としてまず1958年の作品をご紹介します「物見の塔」
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その2年後の1960年の作品でループ状階段を登り続ける人と下り続ける人を描いた「上昇と下降」
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そしてその翌年の1961年の作品で水が無限に循環を繰り返して流れる「滝」
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そして教科書にも使われている水面を境に魚と鳥のパターンが交錯する「空と水」
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