特に芸術の伝統的な訓練を受けておらず、名声を目指すでもなく、既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現した作品のことをいう。
元々アール・ブリュット(生(なま、き)の芸術)を、イギリス人著述家・ロジャー・カーディナルが「アウトサイダー・アート」と英語表現に訳し替えた事でこの言葉が生まれた。
ピカソとどことなく雰囲気が似た作品が多いと自分は感じた。瓜二つとまではいかないが大体この手の画家などは常人が見たら、なんだこの絵?などと捉える人も多いであろう。自分もその一人であり、アール。ブリュット・コレクションの一部の作品を見た際にも、怖い絵、気持ち悪い作品(褒め言葉)と率直に思った。
この感想はこの手の芸術が分かる人からすれば可哀想な子とも思うかもしれないだろう。しかし自分の率直な感想を捻じ曲げる気はない
特に上記の画像の作品
ブリュット展でも紹介されていたスズキ万里絵氏の作品である。
残念ながらタイトル発見までには至りつけなかったが、数あるブリュット系統の作品の中で間違いなく一番印象に残った。
インパクトも見た者にとっては印象に残るであろう
日本では障害者アートとして、残念ながら嫌う人も多い。自分も気持ち悪いと感想を言ったものの、飽く迄もネット上で見た感想。
実物とネットで見るのでは全く違うであろう。なので自分の様にこの手の絵を敬遠していた人も実物を見れば考えが変わるのではないだろうか。
勿論自分も実際に作品を見に足を運ぶ事でまた新しい発想などが思い浮かぶかもしれない。これを気に考えを改めたいと思った。
参考サイト
http://www.gaido.jp/clickalbum/detail.php?ID=3020&gaido_code=7
http://ja.wikipedia.org/wiki/アール・ブリュット・コレクション