G14034 ユビキタス社会に於けるマルチメディアクリエイター

ユビキタス社会に於けるマルチメディアクリエイター」・・・難しい単語が並んでて、正直あまりピンときませんね。
ということで、まず初めに、今回のテーマとなる単語をおさらいがてら簡単に説明してみようかと思います。

まず、「ユビキタス社会」
これは、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、
様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会のことです。
上の「いつでも、どこでも」とはパソコンによってネットワークにつながるだけでなく、
携帯情報端末をはじめ屋外や電車・自動車等、あらゆる時間・場所でネットワークにつながる事であり、
「何でも、誰でも」とはパソコン同士だけでなく家電等のあらゆる物を含めて、物と物、人と物、人と人がつながることを指します。(引用:コトバンク

次に、「マルチメディア」
これは、
文字や音声、動画、静止画などの複数の媒体(メディア)をコンピューターを使用して表現する技術、またはシステムのことを言います。
もっと言うと、メディアを使って私たちのコミュニケーションをスムーズにするための方法のことも言います。(引用 wikipedia

そして最後に「マルチメディアクリエイター」
これは、映像、音声、音楽、文字などを組み合わせて作られたソフト「マルチメディアソフト」の企画や作成をする仕事です。
マルチメディアソフトには、パソコン、家庭用ゲーム機、DVDプレーヤー、さらにはホームページ上などで楽しめるものなど、いろいろな種類があります。
ゲームやアニメーションもマルチメディアの中にふくまれます。(引用 JS日本の学校

これで何となく理解は出来たかと思います。
それでは、本題に入っていきましょう

まずマルチメディアの現状についてです。
以下、「マルチメディアの社会的インパクト」というHPの「マルチメディア技術の現状」のコピーです↓

現時点のマルチメディア技術から遠い未来を見通した時、現在の地点がどういう位置にあるか、また、今後どういう事が起こりうるかという話しをしたいと思います。

今のマルチメディアの方向は、ひとつはコンピューターの延長とテレビの延長の方向があります。
実はアメリカはコンピューターの延長の方向、つまりコンピューターでテレビが見れるようになるという方向でマルチメディア化がどんどん進んでいます。
それとは逆に、テレビ中心のヨーロッパではテレビでコンピューターが出来るという方向に進んでいます。

特にフランスでは既にデジタルテレビが進行しており、衛星放送用のデジタルテレビを受ける為のセットトップボックスで銀行のカードを読み取り、
オンライン決済出来るようなものが入っています。ですからマルチメディアの時代がこれからどう展開するか、
その先を読む時に、お金の決済をどうやって各端末で安全に出来るかということが今一番大きな問題になっているわけです。

アメリカと日本の技術の方向は、そこのところが一体どうしたらいいのかまだ合意が得られていないのが状況です。

日本のマルチメディアの技術開発はいろんな方向に展開していますが、いろんな面で満足度が非常に低いというのが実情です。
先端技術というのはどうしても初期投資が必要なわけですが、その初期投資をユーザーに全部負担を押しつけて商売はなりっこないわけです。
これは経済の原則で、ユーザーが支払うものに対するユーザーの心理的満足度がどれだけ得られるか、そのバランスによって失敗、成功が出てくると思います。

しかし、今、目の前に非常に巨大なマルチメディアがらみのビジネスチャンスが広がっているということは間違いない所です。

以上の文章で、現在、各国でもマルチメディアがどんどん進んで行ってることが分かります。
もちろん、日本でもマルチメディアは進んでいるようですが、どうも他の国に比べたら満足度が低いようです。
難しいことですが、マルチメディアを利用するユーザーが満足するかしないかによって、失敗、成功が出てくるようですね。

マルチメディアを利用するのは、一人ではありません。数えきれないぐらいのたくさんの人たちが利用するわけですから、きっと全員の満足度を得られるかと言ったら、
そうではないと思います。
でも、諦めたら何も始まりません。なら、マルチメディアを利用する一人でも多くの方々に満足していただくために、自分ならどうするか?
ここからは、どんなクリエイターになりたいかを述べていきたいと思います。

私は、常に「もしも・・・」という可能性を持てるマルチメディアクリエイターになりたいです。
絶対このユーザーが使うだろう、と可能性を狭く考えてしまうと、万が一そのユーザー以外の人が利用したときに、かなり使いにくいと考えられます。
利用した全員のユーザーを満足させるのは難しいですが、使いやすいマルチメディアを制作することは可能だと信じています。

そんなマルチメディアクリエイターになれるように、がんばりたいと思います。

(引用サイト 「マルチメディアの社会的インパクト」

http://www.kiis.or.jp/salon/kikansi/kiis106/106htm/infotec2.htm

 

 

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