このタイトルを聞いたときに、正直に言うと、APIとSDKの意味はよく分かりませんでした。調べたら、難しい日本語が出てきました。が、大体の意味が分かりました。ここでは、まずこの三つの言葉の意味を説明します。
APIとは、アプリケーションプログラミングインターフェース「Application Programming Interface」の略称です。あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などをさだめた規約のこと。個々のソフトウェアの開発者が毎回すべての機能をゼロから開発するのは困難で無駄が多いため、多くのソフトウェアが共通して利用する機能は、OSやミドルウェアなどの形でまとめて提供されている。そのような汎用的な機能を呼び出して利用するための手続きを定めたものがAPIで、個々の開発者はAPIに従って機能を呼び出す短いプログラムをきじゅつするだけで、自分でプログラミングすることなくその機能を利用したソフトウェアを作成することができる。近年ではネットワークを通じて外部から呼び出すことができるAPIをさだめたソフトウェアも増えており、遠隔地にあるコンピュータの提供する機能やデータを取り込んで利用するソフトウェアを開発することができる。
参考サイト http://e-words.jp/w/API.html
SDKは、ソフトウェア開発キット「Software Development Kit」の意味で、あるシステムに対応したソフトウェアを開発するために必要なプログラムや文書などをひとまとめにしたパッケージのこと。システムの開発元や販売元が希望する開発者に配布あるいは販売する。近年ではインターネットを通じてダウンロードできるようWebサイトで公開されることが多い。何がふくまれるかはものにより大きくことなるため、いちがいには言えないが、コンパイラやデバッガなどの開発ツール類や、利用者が作成したプログラムに連結して使用するクラスファイルやライブラリファイル、APIのしようなどをきじゅつした文書ファイル、サンプルコードをきじゅつしたプログラムファイルなどがふくまれていることが多い。組み込みシステムの場合は装置やケーブルなどハードウェアがてんぷされることもある。
参考サイト http://e-words.jp/w/SDK.html
ウェアラブル端末「Wearable Device」は多分皆さんが知っていると思います。身につけて持ち歩くことができる情報端末の総称です。具体的には、腕時計や眼鏡などの形で、単体で完結した性能を持つものと、パソコンやスマートフォンなどと連携して入出力をほじょするものとがあります。以前はよくアニメやSF映画の中に見えますが、今は既にリアルになりました。たとえば最近話題になったApple Watchや、ソニー、ナイキ、ほかの多くの会社もウェアラブル端末を公開されました。
ソニーのウェアラブル端末製品
実は、1990年代から、アメリカでウェアラブル端末の開発はもう始まりました。今はもう世界中に広がりました。
ウェアラブル端末の開発にはAPIとSDKが必要です。簡単に言うと、SDKは開発のプラットフォーム、システムの基礎部分です。APIはSDKと開発用ソフトウェアをつながるもの。APIとSDK利用するこそウェアラブル端末が開発できます。そして、システムによって、APIとSDKが違います。たとえば、WindowsはWindowsシステム専用のAPIとSDKがあって、AppleはまたAppleシステム専用のAPIとSDKがあります。それは、各システムの規則が違うからです。しかし、同じAPIとSDKだとしても、活用すれば、より多くの機能を持っているウェアラブル端末が開発できます。最近、公開と提供されたAPIがますます多くなって、ウェアラブル端末の開発を始めた会社もだんだん増えてきました。数年後では、ウェアラブル端末も今のスマホのように、私たちの生活に普及してくるでしょう。
APIとSDK情報
Google、フィットネスウェアラブル「Google Fit」のプレビューSDK公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1408/08/news048.html
NTTドコモ、ウェアラブル機器などを操作するアプリやWebコンテンツの開発キット用APIとSDKをオープンソースで無償提供!http://news.livedoor.com/article/detail/9324408/