G22057「リアルとバーチャルの融合による可能性」

初めに、去年一月、ユニバーサルスタジオジャパンが「モンスターハンター:アイスボーン」とコラボした「アイスボーン XR WALK」が開催されました。パークが開発した新次元アクション型VRエンターテイメント施設で、全く新しい、リアルな狩り体験が実現し、360度のVR映像×特殊効果により目の前に広がるモンハンの世界で、自ら進み、風にあおられ、武器を使いこなすかつてない臨場感あふれる大興奮の狩りを体験できます。

現実と仮想空間を融合したクロスリアリティ(XR)を用意たものでアトラクションの中に入ると、モンハンのゲーム同様、キャラクターと装備を選択するところから始まります。そしてVRゴーグルなどの装備およそ8㎏を身に着け、冒険が始まります。

【USJ】超リアルなVR体験!!『モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALK』プレスプレビュー – YouTube

従来のアトラクションでは、乗り物に乗り決まったストーリーを進むのが一般的でしたが、このアトラクションは自分の足で歩き、仲間と4人で一緒に武器を持って戦うので毎回体験内容が変わります。ミッションに失敗しても1人ずつの1点数が表示されるので高得点を目指して何回も遊べるゲーム要素たっぷりのアトラクションになっています。

このように最近ではVRを活用したゲームがたくさん開発されており異次元の没入感を体験できることができます。

その中で、私自身が実際に体験したVRゲームがあります。いくつかご紹介します。

ひとつめは「極寒度胸試し ハネチャリ」です。ボロボロの翼がついた人力飛行機にまたがり、山の頂上にあるゴールへ向かって自転車を漕ぐように操作する飛行体験ゲームです。最初は操作が難しくて岩に衝突したり急降下したりしていました、ゴールするまで緊張感があるスリル満点のゲームです。操作性も面白く自転車をこいだ分だけ上昇するのでゴールするころには息が上がっています。

MAZARIA / 極限度胸試しハネチャリ PV【BNAM公式】 – YouTube

つづいてご紹介するのは、「冒険川下りVR ラピッドリバー」です。4人がVRヘッドセットを装着し、VR空間を流れる川の上でボートを操り激流を下って幻の遺跡を目指す。というゲームでこのゲームでは仲間とのコミュニケーションがとても大切になってきます。激流でみんな興奮状態の中一斉にみんながしゃべるのでうまく操作ができませんでした。しかしゴールした時の達成感はこのゲームでしか味わえないものがありました。

VR ZONE Portal – 【体験動画】冒険川下りVR ラピッドリバー 【BNAM公式】 – YouTube

私が体験したゲームは、4年ほど前のゲームなので今ではもっと進化したVRゲームが次々と出てきています。今までのゲームとは違うのは本当に自分自身が体験しているような感覚が味わえることです。これはVRの最も特徴的な部分とは思いますが、もう1つ私がいままでのゲームで圧倒的に違うと感じたのは、体全体を使って遊べるということです。ペダルをこいだり、オールを腕全体を使いこいだり、圧倒的に使う体の範囲が増えています。そんなバーチャルに私が感じる可能性は、リハビリとの融合です。私は実際にVRゲームを体験してこの技術がリハビリに大きく貢献できるなと感じました。実際にiADVISOR(アイアドバイザー)というリハビリ用のVRはあるのですが、リハビリ感が強くてあまり楽しくはなさそうだと、私個人の意見ですが感じました。もっとゲームを楽しんでいるうちにリハビリができてた!という自然的治療ができたら、患者さんにも精神的つらさが緩和するのではないかと思いました。今後のバーチャル技術が、医療に大きく貢献できると思います。

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